2021年3月 1日 (月)
722@セントラルワールド
722 (Seven Twenty Two) のオーガニックミルクティーをいただきました。その名のとおり茶葉からミルク、タピオカや砂糖まで、オーガニックな素材にこだわり、かつ味を損ねることのないよう作り出された一杯。健康嗜好なのでレシートには注文品のカロリーも記載されます。
自分は甘さ25%で注文し、カロリーは231kcal、これだとかなり甘さ控えめでした。ミルクもお茶もちゃんと味わい深いのですが、お茶は落ち着いた風味のものなので、濃厚さや華やかさというのではなく、いぶし銀の美味しさだなと思いました。
オーガニック食品てみんなどこか地味な味わいというイメージがありますが (自分だけ?)、このミルクティーもまさにそんな感じでした。美味しいけれど、自分の好みの味かと聞かれたらちょっと。ヘルシーなミルクティーが飲みたくなったらまた来よう。
タピオカはもちもちしていて美味しかったです。Mサイズ95バーツ/330円。
2021年2月28日 (日)
KOI The@エムクオーティエ
コイティー (KOI The) の存在は知っていましたが、バンコクのあちこちで見かけていたので勝手にタイローカルのタピオカ屋さんかと思っていたら、実は台湾発祥のお店でした。ということで早速ゴールデンバブルミルクティーを購入 (砂糖25%)。90バーツ/315円。
率直に言って、ミルクもお茶もあまりに薄かったです。濃ければいいというものでもないですけれど、さすがにちょっと。茶葉は何を使っているんだろう。ミルクティーだと黒茶と緑茶はメニューがあるから、一応紅茶なのかな。それにしてはお茶の味と香りがほとんどしなかった。
値段も安いわけではないし、タピオカもまあ普通だったし (むしろちょいかため)、自分的にはもういいかなと思いました。でもレビューを見ると「濃くて美味しい」という評価もあるんですよね。お店とか作る人によってアタリハズレがあるのかな。
2021年2月27日 (土)
CHA BAR@ザ・パーク
CHA BAR (チャバー、茶BAR?)。バンコクには何店舗かありますが、クロントーイ市場の向かいにある ザ・パーク (THE PARQ) の中のお店で Classic Milk Cha をいただきました。
朝10時開店のところ、10時20分くらいに行ったのですが、お店自慢の Riceberry Boba はまだ調理中で、本来 Classic Milk Cha Riceberry Boba というメニューなのですが、代わりに Butterfly Pearl になりました。Mサイズ80バーツ/280円。
砂糖25%にしましたが、それでもまだ自分には甘かったです。12.5%にすればよかった。ジアレイのミルクティーとくらべたら紅茶もミルクも存在感は薄め。タピオカはイーファンとくらべたらちょっと固い。結局タピオカはほとんど吸えませんでした。うーん、不完全燃焼。
ザ・パークは他にも喫茶店がたくさん入っているので、今後も通いそうな予感。Yi Fang (一芳)、Tim Hortons、Starbucks、Ekkamai Macchiato、Cha Tra Mue、722、Cafe Amazon、和Peace 等々。
2021年2月26日 (金)
2021年2月25日 (木)
THE ALLEY@セントラルワールド
もっぱら普段はコーヒーを飲んでいますが、たまにはお茶も飲みたいもの。たまたま観ていたYouTube (ぼる塾チャンネル) で "THE ALLEY (ジアレイ)" がおすすめされていたので、Googleマップを起ち上げてみると、なんとバンコクにもお店があるではないですか。
仕事帰りに寄ってみようとBTSチットロム駅で降り、セントラルワールドを目指してスカイウォークを進んだところ、通路がシャッターで閉じられていました。そういえばセントラルワールド前の交差点でデモが予告されていた日でした。いかんいかん、緊張感が足りない。即退散。
ということで日を改めて行ってみました。アッサムミルクティーと白桃烏龍茶をテイクアウト。レギュラーサイズで各80バーツ(280円)、90バーツ(315円)。いやマジで美味しかったです。久しぶりに美味しいミルクティーを飲みました。白桃烏龍茶も桃の香りが最高。次はタピオカ含め他のものも頼んでみよう。
2021年2月24日 (水)
2021年2月23日 (火)
映画鑑賞:Shadow in the Cloud
クロエ・グレース・モレッツ主演作品「Shadow in the Cloud」を観ました。本作のジャンルは「アクション、ホラー、戦争」とありましたが、実際には「社会風刺、ミステリー、モンスター、フェミニズム、ラブロマンス (不倫)、家族」などが加わり、次々と驚愕の (トンデモ) 展開が繰り広げられる怒涛のジェットコースタームービーでした。
何も考えずただひたすらクロエの可愛さと八面六臂の大活躍を観て楽しむことを念頭に置いておきさえすれば、最高の1本となり得るでしょう。本作の彼女はとにかく強く美しい。リプリー (エイリアン) やサラ・コナー (ターミネーター) を超えました。
しかしなかなかの問題作でもあります。とにかくクロエの活躍がすさまじいのと (身体能力はX-MEN並み)、ストーリーにいろんな要素を詰め込みすぎ。ここであらすじを書いてもおそらくほとんどの人は「そんな馬鹿な」と思うでしょう。それくらい衝撃的。
折れた指を自分でまっすぐに直すクロエ。空飛ぶ飛行機の底面 (外です) をボルダリングのように移動するクロエ (その姿勢のまま鉄パイプを機体から引き抜き翼の下に引っかかったバッグを奪回)。機内で暴れるモンスターを撃退するクロエ (男たちは殺られる)。敵機を撃ち落とし自分で操縦までするクロエ (背面飛行や不時着も成功)。クライマックスはモンスターを素手でボコボコにするクロエ (男たちは傍観)。ラストは取り戻した赤ん坊に授乳するクロエ。。
良くも悪くもこんな常軌を逸した作品によく出てくれたなと、クロエを褒め称えたいです。さあ次は「トムとジェリー」だ。
2021年2月22日 (月)
ココナッツコーヒー@Sarnies Bangkok
BTSサパーンタクシン駅の北側 (約450m/徒歩6~7分) にあるカフェ "Sarnies Bangkok" でココナッツコーヒーをいただきました。正式名称は Iced Coconut Long Black。ココナッツジュースを使ったロングブラック (の冷たい版) です。ロングブラックはエスプレッソをお湯で割ったコーヒー。
トンガにいた頃、ロングブラックとココナッツジュースはよく飲んでいましたが、これを合わせるという発想はなかったので、興味津々で飲んでみました。結局のところ味としては、「うん、コーヒーとココナッツジュースを混ぜた味だな」という感想でしたが。
自然な甘さがよかったですが、ココナッツジュースはもともと少しクセがをありますから、飲みつけていない人だと違和感があるかもしれません。果肉もたくさん入っていましたが、スプーンがついてこなかったので、果肉も食べろということではなさそう。税サ込み141バーツ/490円はちょっと高いかなあ。ちなみにカフェそのものがインスタ映えスポットとして有名。
2021年2月21日 (日)
本日のうっかりさん
最近電車に乗っていて気になるのが、隣の人のイヤホンの音漏れ。もともとタイ人は電車の中で喋っている人は少なかったですが、新型コロナ以降、ますますみんな電車の中は寡黙になっています。代わりにイヤホンでスマホの音楽を聴いたり動画を観たりする人が増えました。
電車の中だからか、みんな大きめの音で聴いているんでしょう、音漏れがまあまあ気になるレベル。みんなもっと耳をふさぐような密着型のイヤホンにすればいいのになと、いつも思います。
今日、電車で隣に座った女性から、いつになく大きめの音漏れが聞こえてきました。一瞬ちらっと横目で見てみると、耳から白いコードが垂れています。年配の人だとイヤホンなしでスマホの音を直接聴いたりする人もいますが、この人は音漏れだなと。
でもそれにしては音が大きいなと思っていたのですが、しばらくすると、さらに音量が上がりました。音漏れでこの調子だとけっこうな大音量で聴いていることになります。自分だけではなく、周りに立っている人たちも少しざわつき始めました。
そのうち何人か、あからさまに彼女を覗き込むような動作をし始めました。さすがに抗議ですね。自分も顔を45度くらい動かして視線を向けてみたのですが、気にせずTikTok動画を見続けています。動じる気配はなし。
と思いきや、ハッと何かに気づいた彼女。耳から垂らしたイヤホンが、実はスマホに刺さっていなかったんです。「ゴメンナサイ・・ (タイ語で)」 彼女は恥ずかしそうにつぶやくと、そっとスマホの画面を消すのでした。
BLACKPINKバーガー
バーガーキングのBLACKPINKバーガー (→過去記事)、黒とピンク両方買っていただきました。テイクアウトして家で包みを開けた時、上下バンズのぴっちり具合がちょっと悲しかったですが、まあハンバーガーなんてどこのお店もだいたいこんなもの。
黒はビーフパティがダブルで食べごたえがありました。中身はパティ・チーズ・玉ねぎ・ケチャップだけなので、普段食べているワッパーのようなトマトやマヨネーズのジューシーさがないのは残念でした。がっつりお肉を食べている感じは良かったですが。
ピンクはサーモンバーガー。宣材写真からサーモンの切り身を期待していましたが、実際には細切れサーモンが入ったサーモン味の練り物でした。でも美味しかったです。これなら断然アリ。黒139バーツ/480円、ピンク89バーツ/310円。
2021年2月20日 (土)
練り物探し (おでん完結編)
これまであちこちフィッシュボールを探してきましたが、ようやく、おでん種の回答が出ました。もちろん自分なりの答えです。限りなく個人的な好み。現状ではクロントーイ市場の "T. Rungroch" のフィッシュボールが、美味しさ・コスパ・買いに行きやすさで1位。
練り物探し (ラーメン屋探訪①)
練り物探し (スーパーマーケット編)
練り物探し (おでん実践編)
練り物探し (ラーメン屋探訪②)
練り物探し (ラーメン屋探訪③)
練り物探し (ラーメン屋探訪④)
練り物探し (ラーメン屋探訪⑤)
T. Rungrochのフィッシュボールの盛り合わせ2人前 (120バーツ/420円) を、同じトレーに載せた紀文のおでんセット (153バーツ)、丁大財發の盛り合わせ2人前 (145バーツ) とくらべてみると、紀文とも遜色ないボリュームです。コスパ良し。欲を言えばもう少し茶色くなるまで揚げてあれば。
大根、鶏肉、ゆで卵を加え、おでんにしてみました。ここのは揚げフィッシュボールに黒胡椒が入っていて、それがまた美味しいんです。自分も昔、魚肉ソーセージをたっぷりの胡椒と炒めてよく食べていました。大根の甘みも汁に溶け出し、しみじみ美味しいおでんになりました。B級グルメ万歳!
ワット・マイトーンセン (未見)
MRTバンーポー駅は以前ラートナーを食べるため降りたことがありましたが (→過去記事)、お店の近くにあるワットマイトーンセン (Wat Mai Thongsen) に行ってようかなと、ふらりと出かけた土曜日の朝。ここの仏像は腰掛けているような珍しいタイプなんです (→ワット・サームプラヤーが同じタイプ)。
駅を降りてしばらく歩いていたら、道路にバリケードを設置する作業をしていました。「おや?」と思ったものの、またしばらく歩いてお寺の手前の交差点に着いたところ、警察官が続々集合中でした。
歩道橋は有刺鉄線で封鎖しているし、お寺の入口もものものしい雰囲気。お寺は即あきらめ、すぐにその場を退散したのでした。帰りの電車で Twitter を見たら、関連のニュースがありました。なるほどこれだったのか。。
2021年2月19日 (金)
練り物探し (ラーメン屋探訪⑤)
1. Hi Cheng (馬海清)
MRTサムヤーン駅からラーマ4世通りを西に徒歩8分 (600m)。スープは典型的なタイラーメン。塩気少なめ、やや甘め、揚げニンニクが効いています。麺はプツプツと歯切れ良く、もやしのシャキシャキがうれしい。練り物のラインナップもいいですね。揚げタロイモも香ばしくて美味しいです。オーソドックスですが、ちゃんと美味しい一杯。逆に言うとこのお店でなければという強い引きもないのですが。50B/175円。
2. Lar (エンポリアムフードコート)
本店はバンコク郊外にあり、なかなかの人気店だそうです。そんな一杯が手軽に町中のショッピングモールで食べられるのはいいですね。ただし、当然ながら町のお店で食べるより値段は高め。たぶん本店なら1杯60バーツが、モールのフードコートだと80バーツ/280円に。さて、味の方ですが、スープは魚の出汁がいい具合に効いていて、タイラーメンとおでん出汁を合わせたような、大変好ましい味でした。麺はプリプリ、練り物も普通に美味しく、揚げタロイモがいいアクセントに。80バーツの価値は十分あると思いました。
3. Lao Sa
クロントーイ市場の一角。魚麺で紹介済み。練り物は量もあるしとても美味しいです。麺 (バミー=中華麺) もいい。そもそも丼が大きいです。さすが市場の食堂。ただ、スープが他店とくらべても塩気と出汁感が少ないので、テーブル調味料で味付けは必須かと。しかしやはりこのボリュームで1杯40バーツ/140円はすごいです。
4. T. Rungroch
クロントーイ市場の一角、Lao Saの2軒隣り。ここも丼が大きいです。ボリュームはLao Saと同等かそれ以上。スープはタイラーメンに少し醤油っぽい和のテイストが入った感じで、自分はかなり気に入りました。麺も多めだしなにしろ美味しいスープがたっぷりなのがうれしいです。その上でこの練り物のバラエティー。それぞれに食感や味の変化があってよかったです。こちらで売っている紀文のおでん種はジャンクフードすぎるし (味が濃すぎ、油が強すぎ、食感がねっとりしすぎ)、タイの練り物は真面目に作っているのだろうけれど味が薄めで食感もシコシコ一辺倒 (たまにソフトなのもありますが)。ここのはいい意味でタイの練り物にジャンクフード感を加えたような味付けで、これぞ自分が求めている味でした。これでようやくおでんの完成形が見えてきました。ラーメン代金50バーツ/175円支払った後は、練り物セット2人前 (計120バーツ/420円) を手に、意気揚々と帰宅したのでした。
2021年2月18日 (木)
タイ映画鑑賞:Karma (Arbat)
「Karma (またはArbat、Arpat、Pret Arbut)」は2015年のタイのホラー映画です。少年院に2年入った後、父親から出家するよう言われ、バンコクから地方の小さな村のお寺にやって来た少年サン。仏門に入ってからも仕事をサボってタバコを吸ったり村の女の子に興味を持ったり、生活態度を改める気配はありません。
サンが寝泊まりする宿坊には夜な夜な変な浮浪者が来るし、バンコクの彼女には絶縁されるし、たびたび女性の幽霊を目撃するしで、サンのイライラは爆発寸前。そんな不満も同じ年頃の先輩僧ティンとの雑談や、女の子ファイとの密会で多少は緩和されますが、ついにサンは、ファイを連れてお寺を逃げ出すことを決めました。ところが。。
実はサンの宿坊には忌まわしい過去が隠されていて、それは村全体を覆う暗い影でもあったのです。寡黙な住職、浮浪者、ティン、いったい彼らは何者なのか。そして女性の幽霊との関係は。愛することが罪ならば、愛ゆえに人は罰を受けなければならないのか。罪を償うとは何なのか。カルマとは。僧になる意味とは。そして最後にサンが下した決断は。
物語の舞台からして、非常にタイ的な作品です。一方で、内容はいわば破戒僧の物語ですから、ストーリーは革新的。敬虔な仏教国タイではさすがに過激と受け止められたのでしょう、一時は上映中止命令も出されました。最終的には検閲 (2分間のシーンをカット) を受けた上で上映にこぎつけ、事前の騒動もあり、結果的に映画はヒットしたそうです。
禅問答のような会話もふんだんに見られ、ホラーとはいえなかなか考えさせられる作品です。プロットが秀逸なので、観終わった直後にもう一度、確認のため再視聴してしまいました。ネタバレした上でもう一度観ると、ますます「うまくできているな」と感心させられるのでした。
2021年2月17日 (水)
タイ映画鑑賞:Phobia (4bia)
「Phobia (4bia)」は2008年のタイのオムニバスホラー映画です。テイストの異なる4つの物語が、実はそれぞれつながりがあるなど、ヒネリを効かせた設定も (あくまでクスリとなるくらいですが)。タイではヒットし、続編「Phobia 2」(→過去記事) も作られました。
#1. Loneliness (孤独)
乗っていたタクシーが横転し足を骨折したピンは全治3ヶ月、アパートに閉じこもる生活を送っていました。ボーイフレドのプアックもチェンマイに出かけてしまい、孤独を感じていたピン。そんなピンの携帯電話に、ある夜、見知らぬ番号からメッセージが届きました。彼もまた孤独なのだと言います。最初は彼のメッセージを楽しみにしていたピンでしたが、自分をずっと監視しているような物言いに、だんだん恐怖を感じるように。そしてある夜、ついにピンのもとにその男が。恐怖に駆られたピンは高層階の窓から落下。道路に叩きつけられ、目を見開いたまま死んだピンの瞳に写ったものは、彼女がふった元カレのトンを乗せた霊柩車でした。トンは失恋を苦に、道路に飛び出しタクシーに轢かれ亡くなったのです。その事故でタクシーは横転、乗っていたのがピンでした。【トン:僕はソフィア妃と話せるんだ】
#2. Deadly Charm (死の呪い)
クラスの目立たない生徒ンギッドのせいで、薬物摂取を学校に知られてしまった不良グループ (男子4人、女子2人)。ンギッドはグループから手酷いリンチを受け、深夜の高速道路に捨てられてしまいました。日付は変わり、たまり場で賭けトランプをしていた不良グループのもとに、思いつめたような表情のンギッドが現れました。しかしまたも殴られ手にしていた本を落とすンギッド。その本を拾い上げページをめくったヨー (女子) が、悲鳴とともに倒れ込むと、壁から露出していた太い鉄筋がヨーの首に突き刺さりました。目から血を流して高笑いするンギッド。本の中身を見るたびに、次々と悲惨な死を迎える彼ら。最後に残ったのは、彼らの中にあってただ一人心優しきピンク (女子) でした。保護された警察署の一室で、ピンクにこの本を読めと迫る亡霊たち。ピンクが選んだのは、自分の眼球をえぐり出し、本を読めないようにすることでした。【目を見開いたまま死んだ人間 (第1話のピン) の写真を使った黒魔術】
#3. The Man in the Middle (真ん中に寝た奴は死ぬ)
人里離れたチェンマイの山奥に、キャンプとラフティングを楽しむためやって来た悪友4人組 (エー、テル、シン、プアック)。夜、テントの中で怪談話に花を咲かせると、寝る前にエーが「自分が死んだらみんなのところにもどって来るよ」と言いました。翌日、ボートが転覆し、急流に投げ出される4人。3人はなんとか岸にたどり着きましたが、エーが行方不明になってしまいました。その夜遅く、エーはテントにもどって来たものの、どこか様子がおかしい。いったい彼は生きているのか死んでいるのか、疑心暗鬼になる3人。ドタバタの末、彼らが最後に目にしたものは、川に浮かぶ4つの死体でした。【姉はフライトアテンダント】
#4. Flight 224 (フライト224便)
会社からの電話で起こされたフライトアテンダントのピム。去年、新婚旅行でプーケットに行ったバーニスタン公国のソフィア妃から、また同じフライト、同じクルーでプーケットに行きたいという依頼があったのです。ただし今回アルバート王子はおらず、ソフィア妃のみ。王子夫妻には最近不仲の噂も流れていました。当日、ピムが空港に行くと、一緒に乗る予定だった同僚のトゥイが急遽行けなくなったと聞かされました (弟が昨晩チェンマイの川で溺死)。テイクオフの後、ソフィア妃にサービスを始めるピム。妃の指には、ピムと同じ指輪がありました。実はピム、アルバート王子とはプーケット旅行の後、こっそり密会する仲になっていたのです (証拠写真あり)。
その後、ピムの不注意からアレルギーのエビを口にしてしまったソフィア妃は、その晩プーケットのホテルで亡くなってしまいました。すぐに遺体を祖国に返すことになり、ピムは客席に置かれた遺体とともにフライトに搭乗、想像を絶する一夜を過ごすことになるのでした。劇中、思いの外気の強い (性格の悪い) 一面が明かされるピム (コーヒーを◯◯でかき混ぜるとか)。エビの件も意図的だったかもしれません (ソフィア妃も負けないくらい性格悪そうでしたが)。最後は恐怖から「二度とこんなこと (不倫) はしません」と泣き叫ぶピムでした。
2021年2月16日 (火)
個展:Pillow Book
BTSトンロー駅の真横にあるギャラリー "Palette Artspace" で、タイ人アーティスト Nit Chaingewkham氏の個展「Pillow Book」を観てきました。春画やカーマスートラの世界をタイ風のペインティンクで表現したもの。画の数は少ないですが、観るのは無料でした。
観終わったあとは、1階のカフェでコーヒーを1杯。美術の本がいくつも置いてある棚の中でパッと目についたのは、タイ映画 "May Who?" のアートブック (設定資料集)。大好きな作品なので、大変興味深く目を通しました。(→映画過去記事)