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2006年5月20日 (土)

途上国でお米2

私がこれまで外国でどんなお米を食べてきたかというと、カタール時代はおもにエジプト米でした。ただし、パック詰めされたものではなく、ゆえに砂がまじっていたりあまり品質が安定していませんでした。ある時、エジプトから転勤してきた人が、「エジプト米がなんでこんなにおいしいの!?」と驚いていました。エジプトは当時からお米の生産国ですが、良い品は中東諸国への輸出用になっていて、国内消費用には本当にひどいものが出回っていたそうです。次に、サウジアラビアではオーストラリア米を良く食べていました。値段も安く、味もまぁまぁ。リヤドは湿度がほんの数%しかありませんから、お米もすぐに乾燥してひび割れてしまいましたが、根本的にはなんの不自由も感じなかった時代です。次にエジプトに行きました。日本の技術援助によって、お米の品質改良は進んでいましたが、ほとんどは外貨獲得のため輸出に回されていたのであまり市場には出ていませんでした。結局、いつもオーストラリア米を買っていました。良い米は輸出用、安い米を輸入するという方法は、日本もできるかもしれません。ヨルダン赴任前は、国家予算の半分が外国の財政援助だと聞いていたので、まともに食料があるのかと少し不安でした。しかし現地に行ってみれば、スーパーマーケットは輸入品であふれかえっていました。しかもお米の値段も安く設定されています。ここでもオーストラリア米を常食していました。

ここまでどの国でも、短粒米よりもむしろ長粒米の方がたくさん売っていたので、時々は自分も長粒米を買って食べていました。ジャスミンライスなどは良い香りがするものです。あのパサパサ感も、そういうものだと思えば気になりません。次にエチオピアですが、初めて問題にぶつかりました。2003年当時はエジプト米が出回っていたのですが、どの店で買っても異常に臭いのです。輸入管理が悪いのか、機械油のにおいがひどくて、ご飯を炊くときのにおいで何度も吐きそうになりました。しばらくしてイタリアかどこかのお米が輸入され始めたので、数ヶ月はなんとか過ごしていましたが、秋口からそのお米もなくなり、その後半年以上、短粒米が市場から姿を消してしまいました。そうなると、長粒米を買って食べるか、もしくは休暇をとって海外から買ってくるしかありません。長粒米は嫌いではありませんでしたが、やはり私もドバイに行ってお米を何十キロと買ってきました。「やっぱりアフリカだなぁ、中東は良かったなぁ」としみじみ思いました。

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