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2006年5月26日 (金)

まずい料理3

2000年8月からヨルダンに赴任しました。ヨルダンは外国の援助がないと国が成り立たないほどの小国ですが、その割に物資は豊富で、またレストランもたくさんあります。アラビア半島の人から言わせると、ヨルダン、シリア、レバノンは本当に料理がおいしいそうで、確かにヨルダン料理でもその前菜の豊富さとおいしさには目を見張るものがあります。ホモス (豆のペースト)、ムタッバル (ナスのペースト)、エナブ (ブドウの葉)、クッバ (コロッケ)、肉のたたき、小鳥の唐揚げ、ヒツジの脳みそ等々、素晴らしい料理が目白押しです。アラブ料理以外にも、イタリアン、中華、タイ、インドなど各国料理が楽しめ、外食にはまったく困ることがありませんでした。しかし、しかしです。あの9.11同時多発テロが起こってから、すべてが変わってしまいました。9.11以降、何が変わったかというと、観光客が激減したのです。国内の景気も一気に停滞ムードになってしまいました。そのため、どのレストランも客が集まらず、仕方なく高給取りのシェフを解雇しなければならなくなりました。その結果、どの中華料理屋も味が異常にまずくなり、イタリア料理屋はアラブ料理に変わり、昼夜やっていたお店は夜だけの営業に切り替えるということが起こりました。アラブ料理屋は、味自体は変わりませんでしたが、メニューを減らす店が増え、そうなるともともとメインディッシュはミックスグリルくらいしかないので、そうそう何回も続けては通えなくなりました。こうして、ヨルダンにいた後半1年間は、驚くほど外食の数が減り、文字通り味気ない生活を送る羽目になりました。

これもヨルダンのネタ。大多数のアラブ人はお酒を飲まないこともあって、かわりに喫茶店が社交場として大いににぎわっています。アンマン市内の、いつもお客で混雑している喫茶店に行ったときのこと。アラビア湾岸諸国で飲まれているアラビックコーヒーはないかとメニューを眺めていると、一番高い値段がついた「ゴールデンコーヒー」というものを見つけました。アラビックコーヒーは黄色っぽい色をしていたので「これだ!」と思って注文しましたが、来たのはネスカフェ・ゴールドブレンドのパックとお湯でした (泣)。この時は「インスタントコーヒーの方がまずいくせに高いんだなぁ」と肩を落としました。同じ店で後日「アイスコーヒー」を頼みました (珍しくメニューにあった)。来たのはどう見てもただのチョコパフェでした。アイスクリームとコーヒー (チョコ) の組み合わせってことでしょうか…。ある人はアイスコーヒーを頼んだらアイスクリームが浮かんだホットコーヒーが出てきたそうです。もう笑うしかない…。
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