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2006年5月17日 (水)

カフサ

アラビア半島の人はお米をよく食べますが、代表的なお米料理がカフサです。ヒツジを煮込んでスープをとり、そのスープでご飯を炊きます。大きなお盆にご飯を山盛りにしたら、煮込んでとろとろになったヒツジ肉をのせてできあがり。日常的によく食べられている料理ですが、結婚式などお祝いの席となれば、あたりまえのようにヒツジが丸ごとのっています。丸ごとというからにはもちろん頭もついています。ヒツジの目玉と脳みそはもっともおいしい部分とされ、その日のゲストが食することになっています。カフサはスプーンを使って食べても良いのですが、豪快に手ですくって食べるのも良いでしょう。それは失礼にあたらないばかりか、むしろ喜ばれることの方が多いはずです。カフサを食べる時はたいがい大きなお盆のまわりに車座になって座ることが多いのですが、その時、あぐらではなく片膝を立てて座るとより多くの人数で盆を囲むことができます。ちなみに、煮込んだ肉のかわりに、蒸し焼きにした肉をご飯の上に乗せたものをマンディーといいます。個人的には肉のうまみを存分に味わうことができるマンディーの方が好きですが、カフサのとろけるような肉も、やはり捨てがたいです。あぁ、ヒツジが食べたくなってきた!

サウジアラビアでよく食べられている肉はやはり一番がヒツジ、次いで鶏肉です。牛肉は値段も安いのですが味もそれなりで、あまり人気はありません。ヒツジ肉と聞くと、独特の臭みを思い浮かべる人が多いと思いますが、日本で売られているものと違って、中東のヒツジは本当においしいと思います。ひと口にヒツジと言ってもその種類はたくさんあって、羊毛をとるもの、ミルクをとるもの、そして食用のものと、用途によって様々な種類が生み出され、また1頭の値段もピンキリです。サウジアラビアでは年に1回、ヒツジの国際マーケットがあって、そこで競り落とされる最高級のヒツジには、数百万円の値がつくそうです。

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