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2006年5月26日 (金)

アラビックコーヒー

アラビア湾岸諸国では「アラビックコーヒー」なるものがポピュラーです。コーヒーはコーヒーですが、煎った豆を荒くつぶしカルダモンと一緒に煮出したもので、色は緑がかった黄色、いわゆるコーヒーの香りはあまりしません。これを「コーヒー」と言われて出されると、たいていの人は「まずっ!!」と思うようですが、アラビア語で「ガホワ (Qahwa)」」と言われ、ベドウィンスタイルのテントで乳香を炊きながら飲んだりすると、しみじみ「うまいなぁ~」と思います。一度にあまりたくさん飲むものではなく、カップもおちょこのような大きさです。お客さんの前で、アラビア風の金のポットを高々と持ち上げ、できるだけ細く糸のように注ぐのがこちらのスタイルです。一緒に食べるのはもちろんデーツ (ナツメヤシの干した実)。ガホワの渋さとデーツの甘みが口の中で渾然一体となっていく感覚は最高です。まぁ、渋茶に干し柿といった感じでしょうか。ちなみにこのガホワ、「もういらない」と言うときはカップを返すとき空にしたカップを左右にちょこちょこと振ります。これをしないと延々コーヒーをつがれることになりますのでご注意を。

サウジはホテルのレストランなどいろいろな所でおいしいガホワを飲むことができますが、個人的に最高だと思ったのはサウジアラビア航空のファーストクラス。さすがにファーストクラスはいつもほとんどお客がいなくて、なぜか日本人はよく格上げしてもらえたのですが、そこで出されるガホワとデーツはとにかく最高級の味わいでした。あのトロリとしたガホワがまた飲みたいなぁ。ちなみにスーパーではインスタントガホワセットのようなものが売られていて、その粉を煮出すとアラビックコーヒーが出来上がるということでしたが、どうやってもおいしいガホワにならず、いつも粉を余らせていました。けっこう何種類も買ったんですけどねぇ。どれもいまいちでした。

トルコと名がついていますが、中東全般でコーヒーと言えばいわゆる「トルココーヒー」が最もポピュラーだと思います。ヨルダンでも毎日このコーヒーを職場で入れてもらっていました。入れ方は簡単。コーヒーの粉と砂糖をミルクパン (よりもっと小さいコーヒー専用のもの) で煮詰め、カップに移したあと粉が沈むのを待って飲みます。これだけなのですが、何かコーヒー以外の別のスパイスが入っているような、独特の味わいになったものです。もしかしたらカルダモンとか入っていたのかな?。

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コメント

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投稿: Johnd344 | 2019年5月17日 (金) 19時36分

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