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2006年5月22日 (月)

ベドウィン料理

サウジアラビアの首都リヤド。砂漠に囲まれたオアシス都市です。ひと口にアラブといってもいろいろな食文化がありますが、リヤドのそれはベドウィン料理そのものです。リヤドには、シャアビーヤレストランという、純サウジアラビア料理を売りにしているお店がありました。レストランの内装は、日干しレンガで装飾された外観とともに、古き良き時代のサウジアラビアの伝統家屋を模しています。砂漠の旅人を、時に死に至らしめる激烈な太陽光は遮られ、店内は薄暗闇に包まれています。地面にしかれたカーペットに腰を下ろし、香炉から立ち上る香りを感じながら、装飾が施された肘掛けに寄りかかれば、気分はもうアミール(王子)とアミーラ(お姫様)です。

店のメニューを開くと、一般的なアラブ料理に加えて、サウジアラビアの伝統料理というページがあります。サウジアラビアといっても、リヤドがあるアラビア半島中心部、いわゆるネジド地方の伝統料理です。まずはヒツジの足のスープ。スープの中にヒツジの足先が入っていますが、豚足と同じようにけっこうゼラチンがあります。見た目さえ気にしなければ、なかなかおいしいと思います。スープの味付けは、コンソメスープに漢方胃腸薬を入れたような味です。日頃から漢方胃腸薬にお世話になっている身としては、かなりおいしくいただけました。

メインディッシュは、ゆでた小麦粉の団子を肉のエキスで味付けしたような、ちょっと変わった料理でした。味もまぁまぁ悪くはなかったのですが、いかんせん見た目が…。よく言えば素朴な田舎風料理ですが、見るからにグチャグチャで思わず「残飯?」と声が出てしまいます。ご飯にみそ汁をぶっかけたのを外国人が見たらとても人間の食べ物とは思わないでしょうが、それに近いものがありました。ま、地元の人間がこれでおいしいって言ってんだからいいでしょ、といったところです。自分は、二度とは頼みませんでしたけど…。

それはさておき、シャアビーヤには他にも普通のおいしいアラブ料理もあったし、何より100年前にタイムスリップしてしまったようなあの独特の空間にまた行きたいと思います。でも観光ビザは出すようになったのかな。

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