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2006年5月26日 (金)

コーヒーのテイクアウト

シンガポールにはホーカーズという小さな屋台街がたくさんあります。もともとこういうところの食事が大好きなので、その時は1週間、昼夜を問わず毎日のように通っていました。チャーハン、焼きそば、汁ビーフン、水餃子、豚の角煮など、本当に私のストライクゾーンど真ん中です。アラブ料理も大好きですが、「やっぱり日本人はしょう油味だねぇ」などとしみじみ思いながら胃袋にかき込んでいました。ホーカーズも規模によっては食事のブースしかないところもありますが、少し大きめのところなら、必ずデザート系のものを扱っています。フルーツ、インドっぽいミルク系のお菓子、ソフトドリンク、そしてコーヒー・紅茶。シンガポールを歩いていると、突然街角で得も言われぬ香ばしい香りに出会うことがあります。これがシンガポールの炭焼きコーヒーで、今まで旅行中に飲んだコーヒーではダントツにおいしいと思いました (トルココーヒーはカテゴリーが違うような気がするので除外)。しかし極上の香りを漂わせている店に限って、見るからに汚いオープンカフェ形式のお店で、飲んでいるお客はランニングシャツに短パン姿のおじさん達ばかり。店に入ろうとしても気後れすること間違いなしですが、でもとにかくおいしい。その炭焼きコーヒーが、いつも行くホーカーズにもありました。

その日は、コーヒーをホテルで飲むためテイクアウト (Take away) することにしました。屋台といえばテイクアウト、これは東南アジアの常識です。チャーハンでも汁ビーフンでも、すべて袋につめてテイクアウトOK。お祭りで金魚釣りをしたあとに金魚を入れてくれるあんな感じの小さめのナイロン袋で、開口部のヒモを引っ張ると口がきゅっと閉まって持ち帰るのに便利です。で、こちらとしては「アイスコーヒー」のテイクアウトというつもりで伝えたのですが、言葉がまったく通じないためか、お店のおばさんは何の迷いもなく、ホットコーヒーをナイロン袋にひしゃくで入れたのでした。ストローをさし、ヒモをきゅっと閉め、おばさんはにこやかにコーヒーで満たされたナイロン袋を渡してくれました。学習したことがいくつか。まず「アイスコーヒー」という言葉は世界では通用しないこと。そして「ホットコーヒーはストローでは飲めない」という事実。世の中、知らないことばかり。

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