« エアラインランキング | トップページ | 5日間の休暇 »

2006年5月29日 (月)

飛行機は遅れるもの?

これまで、幸か不幸かずっと中東・アフリカに暮らしているわけですが、日本やヨーロッパとくらべて「やっぱり開発途上国だなぁ」といつも不満に思うのは、なんと言っても時間のルーズさです。約束の時間や仕事の締め切りなど、本当にいい加減です。もちろん彼らなりの論理があって、少なくともわざと時間を守らないわけではないのですが、こちらはいつも「そんなことではいつまでたっても国が発展しないぞ」とキリキリ腹を立てています。そうは言ってもそれなりに社会は動いているし、例え会議が30分遅れて始まったとしても、その結果においてたいした差はないということは自分でもわかっているつもりです。「時間厳守」なんてある意味精神論だとも思うし。しかし万事においてそういう細かいロスを積み重ねていくと、やがては先進国と明確な差がついてしまうのだと思います。私自身、実はもう途上国の時間のルーズさには慣れてしまったところがあって、逆に日本のようにすべてにおいて時間に厳しすぎる社会もちょっとどうかなと思うところはあるのですが、その中で1点、少なくとも飛行機の出発だけはちゃんとスケジュールを守ってほしいと心底思います。

@カタール:メインはガルフエアーでしたが、そもそもフライトおよび旅客が少なかったので、あまり遅れたことはありませんでした。乗ったことはありませんが、レバノン行きの飛行機はほぼ100%いつも数時間遅れていました。また、高い確率でキャンセルにもなっていました。これは政治的な混乱によるものだったと思います。

@サウジアラビア:サウディアもヨーロッパのエアラインも、国際線はほぼ毎回1時間から2時間遅れていました。オンタイムで出発すると「今日はラッキー」と思ったものです。旅行に出るチャンスはいつも断食明けと巡礼月の長期休暇 (各々10日くらい) だったので、日本で言えばゴールデンウィークに海外旅行に出かけるようなものです。当然、いつも空港は混み合っていました。「サウジ人が来るのが遅い」「出国時の荷物検査に時間をかけすぎる」 「そもそもオンタイムで出る気がない」飛行機が遅れる理由はいつもみんなで噂しあったものですが、本当のところはわかりませんでした。

@エジプト:サウジアラビアの経験から「飛行機は遅れるもの」と思っていたのですが、意外や意外、エジプト発の国際線はかなり正確に運行されていました。出来るだけエジプト航空を避けていたのが良かったのかも知れません。しかし、国内線はいただけません。ハルガダ、シャルムエルシェイクなどの国際的な海浜リゾート、またルクソールやアスワンなどにはため息が出るような世界遺産が山のようにあって、年間数百万人の観光客を集めるのに、国内線の運行は本当に全然ダメでした。3年間で20回くらい国内線を利用しましたが、1時間遅れは当たり前、普通は2時間くらい遅れていました。1回だけオンタイムで出たことがあって、「きっと前のフライトが遅れてそれに乗せられるんだ」と勘ぐったことがあります。その数ヶ月前に、シャルムでチェックインしようとしたら「今から出るフライトがあるけど乗る?」と言われ「じゃあ是非」と言って搭乗し、1時間早くカイロに戻ってきたことがありました。本当に適当ですね。

@ヨルダン:比較的スケジュールは正確だった思います。1度だけ乗ったロイヤルヨルダン航空 (RJ) は見事に遅れましたが。それどころかRJチェックインの時に「席がない」と言われ、あやうく乗れないところでした (結局乗れましたけど)。

@エチオピア:エチオピア航空 (ET) は頑張ってはいるんですが、不可抗力というか、なかなか正確に飛び立てません。エチオピアはアフリカのハブ空港になっていて、周りの国から来る乗り継ぎ客がたくさんいるため、ドバイ行き、バンコク行きのフライトなどは常に遅れてしまいます。ナイジェリア発ドバイ行き、マラウィ発バンコク行きのようなスケジュールが多いので、最初の国を出られないと後がどんどん遅れてしまいます。去年まではルフトハンザと大英航空しか海外エアラインが乗り入れていませんでしたが、今年はKLMとエミレーツも来るようになったので、これでETに乗る機会がだいぶ減ると思います。ラッキー。あ、ETの国内線ですが、こんなに平気でフライトをキャンセルする航空会社は初めてです。例え2時間遅れでも、その日に飛ばしていたエジプト航空は偉い!?

|

« エアラインランキング | トップページ | 5日間の休暇 »

旅行・地域 雑感」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« エアラインランキング | トップページ | 5日間の休暇 »