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2006年6月14日 (水)

不浄な左手

イスラム諸国では、左手は不浄なものです。まぁ、簡単に言うと、トイレでお尻を洗うときに左手を使うから、ということのようです。世界的に見たら、トイレの大を紙で始末する日本人の方が珍しいそうですが、イスラム諸国では水を使います。トイレにトイレットペーパーは設置されておらず、シャワーのような蛇口がついた水道と、小さな手桶があります。大のあと、手桶からチョロチョロと尾てい骨あたりに水を流し、左手でキュキュッと洗います。私もウォシュレットを使って以降、紙では決して得られない爽快感にすっかり水洗い大好き派になりましたが、中東にいた当時も、さすがに手で洗うのは抵抗を感じていて、ならばせめてと、それまで右手で拭いていたのを、左手に変えることにしました。最初はやはりなかなか難しいと感じましたが、がんばって左手使用を続けていたら、数ヶ月もするとようやく自然な感じで左手が動くようになりました。昨年、左手をケガしてしばらく使えないことがあって、仕方なく15年振りくらいに右手で始末しましたが、久々の右手は、やはりうまく動きませんでした。ちなみに、イスラム諸国では食事 (手づかみ) や握手が右手なのはもちろん、何か物を渡すときも右手です。左手に持っていたらわざわざ右手に持ち替えて渡します。私もすっかりこの癖がついてしまって、左手で物を渡されたりすると微妙に違和感があったりします。

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