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2006年6月28日 (水)

ギザのピラミッド

エジプトが嫌い嫌いと言いながら、なんだかんだで旅行5回、挙げ句の果てに3年間カイロで生活してしまいました。エジプト人 (カイロ人) については、口を開けば不満と文句しか出てきませんが、古代エジプト王朝の遺跡については、やはり一生に一度は見る価値のある、素晴らしいものだと認めざるを得ません。カイロから車で30分ほど走るとギザに着きますが、車窓から見えるピラミッドは徐々にその大きさを増していき、メナハウス・オベロイホテルの手前に来た時には、異様な大きさとなって目の前に広がります。初めて見た時は、その常軌を逸した大きに思わずアハハハと笑ってしまいました。人間、わけがわからなくなるとなんだか笑ってしまうものなんですね。ちなみに、周囲の構造物との対比とか、最初にドーンと目に飛び込んでくるからとか、いろいろな理由があると思いますが、メナハウスの手前から見るピラミッドが、感覚的に一番大きく見えました。もっとピラミッドに近づくと、見上げる目線とピラミッドの傾斜角が一致してくるためかあまり大きな面積として映らないので、逆にその大きさがよくわかりません。しかし遠目にはレンガブロックを積み重ねたように見えたピラミッドの1個1個の石が、実は1mくらいあって、そこから如何に大きな建造物かということがわかります。

ピラミッドは王の墓であると言われていますが、底辺の四隅がぴったり東西南北に合わされていることから、他にも何か目的があったのではないかと言われています。大通廊に「大予言」が記されているという人もいます (ムーだけど…)。少なくとも内部にはいろいろな部屋が作られ、そこにさまざまな財宝 (副葬品) が隠されていたようです。入口は完璧にふさがれましたが、多くのピラミッドには盗掘の穴が開けられました。現在ではその穴を利用して、ギザのクフ王のピラミッド内部にも入ることができます。盗掘のために作られた狭い通路をくぐり抜け、大通廊に出ると一気に天井が高くなります。大通廊は傾斜がきつく、内部は酸欠気味なので上っていく時はかなりの息苦しさを感じました。大通廊を上りきると、王の玄室があります。ガランとした殺風景な空間で、ポツンと石棺が横たえられています。私が行った時は、石棺の周りで10人くらいの白人の集団が手をつないで輪になって「ム~、ム~」とハミングしていました。何事かと思ってその場に近づき石棺の中をのぞいてみると、中に1人横たわって「うーん、うーん」ともぞもぞ動いていました。ピラミッドパワーが欲しかったのでしょうか。私の中では「謎のムームー集団」としてずっと記憶に残っています。
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