« トルコのサバサンド | トップページ | スリランカのソーメン »

2006年6月17日 (土)

モルジブの太巻き

リヤドのような内陸の乾燥した町にいると、無性に海が見たくなります。ある年、思い切ってモルジブに旅行することにしました。長時間のフライトの末、飛行機の窓からモルジブの島々が見えてきたときは、珊瑚礁のあまりの美しさに「ここは天国か」とため息がでました。空港からは、スピードボートに乗って約30分、クルンバビレッジというホテルがある島まで移動しました。クルンバは空港島から一番近く、真水のシャワー、7つのレストラン、多彩なハウスリーフと、設備・環境ともに申し分ありません。空港から遠ければ遠いほど海がきれいになっていくことは知っていましたが、遠くてへんぴな島のホテルは真水がないし、食事もそこそこです。手つかずの自然を楽しみたい人は遠い島の方が良いと思いますが (ドイツ人は遠くへ遠くへ行く傾向あり)、私にとってはクルンバの海も充分以上にきれいでした。シュノーケリングでカラフルな熱帯魚やエイ、フグを観察していると、急に小魚の大群に囲まれ、自分が魚の仲間になったような気がしました。でも、よくクチビルをツンツンと突かれたのはタラコクチビルだったから?。シュノーケリングに疲れたら、ビーチに上がり椰子の実ジュースを片手にヤドカリと遊ぶ。眠くなったらビーチマットに寝ころんで、波の音を聞きながらうたた寝する。なんとも贅沢な時間の過ごし方でした。

到着から3日目、首都マーレがある島に観光ツアーで行きました。マーケットに新鮮な魚が並ぶ中、カツオ節 (ナマリ節) を発見しました。味見させてもらったらまさに日本のナマリ節と同じ味で、お土産に思わず10本も買ってしまいました。しかしこれだけ新鮮な魚があがるなら、どこかでお刺身が食べられるんじゃないかと期待がふくらんだまさにその晩、ホテルのレストランで、メニューに「Sushi」を発見しました (まだ行っていなかった所)。迷わず注文しましたが、来てみればそれは「お寿司」とは明らかにイメージが違うものでした。お皿の上には直径15cm、厚さ3cmほどに切られた、言ってみれば「太巻き」が、ポンと1つ乗っています。中心部には卵焼き、タクアン、カンピョウ、ホウレンソウ、それらの具をご飯が取り囲み、周囲には黒ゴマがまぶされています。さらに全体がクレソンと何かのソースで彩られていて、見た目は確かにきれいでした。モルジブではお寿司がこのように解釈され、Sushiに昇華したわけです。当然ナイフとフォークで食べましたが、これはこれでアリだと思いました。
061maldive

|

« トルコのサバサンド | トップページ | スリランカのソーメン »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

旅行・地域 アジア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« トルコのサバサンド | トップページ | スリランカのソーメン »