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2006年6月16日 (金)

トルコのサバサンド

初めてのトルコ旅行は、まず食べ物のおいしさに驚きました。行く前はアラブ料理とたいして変わらないだろうと思っていたのですが、毎食何を食べようか迷ってしまうほど、バラエティーに富んでいてかつおいしい料理ばかりでした。嬉しい誤算だったのは、新鮮な魚と貝が食べられたことでした。海があるんだから当たり前の話なのですが、トルコはあくまで肉料理主体だと勝手に思いこんでいたのです。特にガラタブリッジのところにある港で売っているサバサンドは、今でも忘れられない味です。港に浮かべた舟の上でサバを焼き、パンにはさんで売っています。お金を払ってサバサンドを受け取るときに、ヨイショとかがんで手を伸ばすことでさえ、何か特別な儀式のような気がして、「トルコにいるんだなぁ」と勝手に感動していました。港には大きなバス停があり、常に人でにぎわっています。そんな人たちのために、ワゴンで貝ご飯が売られていました。ムール貝にピラフが詰められていて、注文すると売り子がパカッと貝殻を開け、レモンをギュッと搾って渡してくれます。開いた方の貝殻をサジがわりにして口に放り込むのですが、魚介類のダシが効いたピラフとレモンの酸味、ムール貝の歯ごたえが渾然一体となって、まさに口福そのものでした。普通はおやつ感覚で2、3個食べるもののようですが、あまりのおいしさに、私はその場で10個も食べてしまいました。正直もっと食べたかったのですが、さすがに売り子があきれ顔になってきたので、その日は後ろ髪を引かれつつその場を離れました。翌日以降も、連日そこに通ったことは言うまでもありません。
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