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2006年6月30日 (金)

ハムシーン

ハムシーン (ハムスィーン) は、アラビア語で「50」を意味します。エジプトでは、毎春3月から4月にかけて砂嵐が頻繁に発生し、埃っぽい日が続きます。これが50日間続くため、この砂嵐の時期をハムシーンと言うようになりました。ただでさえ埃っぽいエジプトが、この時期は一層砂に煙ります。家の中はどんなに厳重に窓をしめていても、1時間もすればうっすらと砂がつもりますし、飛行機の欠航も珍しいことではありません。空気清浄機などなんの役にも立たず、マスクをかけていても砂 (土) の匂いが鼻にしみます。しかしもっとも嫌だったのは、砂嵐によって地上のノミ・ダニが上空に巻き上げられることでした。私は高層アパートの15階に済んでいましたが、砂嵐の後は決まって体中あちこちノミに刺されたものです。砂漠から吹いてくる強烈な砂嵐によって、カイロの大気汚染が一時的にでもなくなるのはむしろ歓迎でしたが、かわりにノミを巻き上げるのには辟易しました。エジプトのあらゆる事象は、外国人を苦しめるようにできている、と断言します (←被害妄想)。

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旅行・地域 エジプト」カテゴリの記事

コメント

ナイル川や砂漠の話を求めてやってまいりましたが、赤裸々な日本人生活者の戸惑いに、思わず笑ってしまったりして、次へ次へとたっぷり読んでしまいました。清潔で、几帳面で、器用で、控えめって、やはり日本人だけなのかな?

投稿: はなぼん | 2006年12月28日 (木) 15時57分

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