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2006年6月17日 (土)

スリランカのソーメン

サウジで住んでいたアパートのマネージャーがスリランカ人で、ある日彼と世間話をしていたら「今度ぜひ一緒にキャンディーに行こう」と誘われました。キャンディーは彼の故郷で、スリランカ内陸部にある古く落ち着いたたたずまいの小さな町です。我々はラマダン明けの休暇を利用して一緒にリヤドを出発しました。こちらは1週間、彼は2週間の休暇です。コロンボ空港に降り立つと、そこで車をチャーター、一路キャンディーを目指しました。途中の風景は、まるでひと昔前の日本の田舎にタイムスリップしたようでした。田んぼと畑が延々続き、緑はあくまで濃く深く、太陽がさんさんと降り注ぎ、セミの鳴き声に子供の頃の記憶が鮮やかによみがえります。途中、車を止めて軽いランチを食べました。峠の茶屋といった風情の小さなレストランでしたが、チキンカレーを注文したらオマケにコロッケ (クロケット) がついてきてビックリしました。コロッケは「日本に帰ったら食べたい日本食」のひとつですが、よく考えたら名前からしてもともと外国から入ってきたものなんですね。しかしよもやスリランカの山奥でコロッケに出会おうとは。スリランカではその後何回もコロッケを食べましたから、かなりポピュラーな食べ物のようです。しかしいつどこで食べても、日本と同じコロッケの味でした。

さて、スリランカといえばカレーです。もう毎日カレー漬け。しかしこれが飽きません。辛さもほどほど、油も少な目、実にサッパリしています。もちろん油ギトギト、トウガラシたっぷりのご馳走カレーもありますが、全体的にアッサリ系が多いと思いました。ちなみにキャンディーでは、カレーの辛さの元はコショウです。スリランカ北部のタミル民族はインド文化圏なのでトウガラシを、南部のシンハラ民族はコショウをよく使うと聞きました。朝食もカレー。しかし朝はパンではなく「ソーメン」。実は見た目がソーメンそのものなので勝手にそう言っているだけですが、食感もパスタかソーメンかと言われれば圧倒的にソーメンよりです。名前は「ストリングホッパー」。これにカレーソースをかけていただきますが、朝からツルツルと食が進み、いつもお腹一杯食べていました。キャンディ滞在中は北に足をのばしてダンブッラの石窟寺院やシギリヤロックを見たり、南部に下りてヌワラエリヤの紅茶ファーム見学するなど素晴らしい体験をいくつもしましたが、とにもかくにもスリランカは食べ物がおいしかったです。老後はここに住めるかもと本気で考えました (実際には国内の民族紛争が深刻で、そんなお気楽に考えてはいけない)。
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