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2006年7月20日 (木)

パピルス

エジプトはあれだけ素晴らしい世界遺産がありながら、なぜかあまり良いお土産がありません。ハンハリーリスーク (Khan Al-Khalili) で売られている物も、古代遺跡出土品のレプリカとか香水瓶くらいしかありませんが、どれも稚拙な代物で、安かろう悪かろうといった物ばかり。もっと精巧で、工芸品レベルの物を作ればそれなりの値段で売れると思いますが、そういった物にお目にかかったことはありません (楽器はちょっと心惹かれました)。日本から来た出張者にも良く聞かれたのですが、私が唯一お土産としておすすめしていたのは、カイロ中心部、ナイル川に浮かぶ船を改造して作られた「Dr.ラガブのパピルスインスティチュート」です。そこで売られている多彩なパピルスには、古代遺跡の壁画が「そのままの色」で再現して描かれています。ただし、赤、青、緑などのベタッとした色合いや、あるいはリアルさを追求して色のないものはそのままに再現しているところから、一見地味な印象を与え、ハンハリーリで売られているような金銀の絵の具を多用した派手な色合いの物に比べて見劣りするという人もいます (値段もDr.ラガブは高い)。しかし、あえて言うならやはり壁画そのままを再現した物が「本物」なのではないでしょうか。写真はハンハリーリのパピルス屋。「死者の書」の一場面が派手な色で描かれていますが、こういう色づかいはやはり違うと思うわけです。Dr.ラガブには隠れた名品「泥人形」もあるので、そちらも是非。ちなみに Dr.ラガブのパピルスはラムセスヒルトンでも売られていましたが、若干割高でした。
089papyrus

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