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2006年7月 8日 (土)

カイロのラマダン

ラマダン中は普段にも増して通勤ラッシュがひどくなります。みんな「この1ヶ月くらいは勤務時間を守ろう」と思うのかどうか、いつもは30分で行ける15kmくらいの道のりが、1時間以上かかるようになります。うちのスタッフも普通は朝1時間遅く出勤して、午後は30分くらい早く帰るのが当たり前でしたが、ラマダン中はみんな真面目モードに変身していました。特に職場からの帰りの道はひどくて、2時間かかることもよくありました。渋滞の原因は、車が同じ時間に集中することもありますが、やはり運転マナーの悪さがあげられます。ちょっと混んでくると、たちまち反対車線を逆送する人が続出するのです。もちろん向こうからも車は来ますから、そこで車どうしが鉢合わせ、お互いにクラクションを鳴らして睨み合い、なんてこともしょっちゅうでした (というか毎日)。みんなお腹が減ってイライラしているせいか、クラクションを鳴らす回数も激増しました。車は前に進まない、周りからはクラクションの渦、明らかに通行妨害をしている無茶な運転…。こんな光景を毎日毎日見続けたら、頭がおかしくなります。エジプト生活のうち思い出したくないことのひとつです。

ラマダン中は日没前になると車が町から姿を消します。日没直前にタクシーを拾うなどとても無理。普通はみんな家で家族とイフタールを食べ、そして夜になるとこぞって町に繰り出します。ハンハリーリでイフタールをすませ、音楽会をちょこっとのぞき、夜10時頃、帰路についたときのことです。タハリール広場に抜ける高架道路はあいかわらず渋滞で、なかなか車が進みませんでした。下を見てみると広場には人と車があふれ、「まだまだ夜はこれから」といったやる気満々の空気に満ちあふれていました。渋滞がひどかったので車を降りてそれを見ていたら、なんだかこちらまで楽しい気持ちになってきました。本当に、夜更かしが大好きな人たちなんですね。中東に旅行するなら、ラマダン中こそお勧めです。

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