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2006年7月26日 (水)

死海

ヨルダン着任早々「まずは死海」とばかりに、職場のスタッフを誘って死海まで車で出かけました。道はずっと下り坂で、パッと開けた視界の彼方には死海の先に広がるヨルダン川西岸地区が見えています。ドライブには最高ですが、山の斜面をけずって作られた道はクネクネと曲がっていて片側が断崖絶壁なため、少し緊張気味に走りました。アンマンの標高は1600m程度ですが、なにしろ死海はマイナス400mです。長い下り坂をだいぶ走ったところで「Sea Level (海抜0m)」の看板がありましたが、まだまだ下り坂は続いていました。さすが「地球でもっとも低い場所」です。ようやく坂を下りきったところで、あきらかに気温が高くなりました。アンマンの涼しい気候に比べると、強烈な日差しと高い湿度で熱気ムンムンです。まぶしい太陽に目を細めながら、しばらく死海沿いの道を走ると、リゾートホテルの看板が見えてきました。ホテルはいくつかありますが、その日は Dead Sea Spa Hotel に入ることにしました。なお、別にホテルを利用しなくても、いたる所で自由に死海に入ることはできますが、水に入った後は必ずシャワーを浴びて濃い塩水を落とさなければならないので、ホテルを利用するのが一般的です。

入場料を払い、タオルを借りて水際に移動すると、さっそく泥んこになった一団を見つけました。死海に行ったらまずはその水に浮いてみる、そして足下から泥を拾って体中に塗りたくる。これが死海の楽しみ方です。私は子供の頃に「Believe it or not」を読んで、「水に浮かんで新聞が読めるなんて!!」と興奮したのを覚えています。死海に1歩足を入れた時、その時の気持ちがよみがえってきました。ゆっくりと腰まで水につかり、ヌルリとした肌触りの中、まずは平泳ぎをしようとしました。ところが、あまりにも浮力が強すぎて、平泳ぎの体勢では体がエビ反ってしまい苦しいばかりです。結局、他の人がしているように、仰向けになるのが正解でした。仰向けといっても、胸から上、ヒザから下が水から飛び出しています。強烈な浮力です。新聞を読むなんてお茶の子さいさいでした。ただしガイドブックに書いてある通り、水に入っている時間はせいぜい5分か10分にとどめておいた方が良いでしょう。もちろん、いくら長く入ろうとしても、お尻がピリピリ痛くなってくるので、ほどなく限界を悟ることになります (実は前も)。すり傷はもちろん、蚊に刺されたあとですらメチャメチャ痛かったです。それにしても良く浮きました。これでまたひとつ、自分の中の疑問が解けてスッキリ。
096deadsea

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