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2006年7月27日 (木)

ソドムとゴモラ

■旧約聖書:創世記・第19章
夜が明けて、御使い達はロトを促して言った。「立って、ここにいるあなたの妻と二人の娘とを連れ出しなさい。そうしなければ、あなたもこの町の不義の為に滅ぼされるでしょう。逃れて、自分の命を救いなさい。後ろを振り返って見てはならない。低地にはどこにも立ち止まってはならない。山に逃れなさい。そうしなければ、あなたは滅びます」。ロトがゾアルに着いた時、太陽は上った。主は硫黄と火とを天からソドムとゴモラの上に降らせて、これらの町と、全ての低地と、その町々の全ての住民と、その地にはえている物を、ことごとく滅ぼされた。しかしロトの妻は後ろを顧みたので、塩の柱になった。

■何が起こったのか
ソドムとゴモラに何が起こったのでしょう。考えられるのは、大地震ではないでしょうか。大地が大きく陥没し、地中のガスが吹き出し引火、そしてこの地に大量に存在した硫黄に燃え移ったと考えるのは、それほど不自然ではありません。現在の航空写真を見ても、陥没によって死海の水が南側に大きく広がったように見えます。また、死海のほとりに立つと、場所によっては硫黄のようなにおいが鼻をつくことがあります。

■ロトのその後
ロトは娘2人とともに、洞窟で過ごします。「父も年老いてきました。この辺りには、世のしきたりに従って、わたしたちのところへ来てくれる男の人はいませ ん。さあ、父にぶどう酒を飲ませ、床を共にし、父から子種を受けましょう」。聖書にはこのように記されています。結果、2人は男の子をもうけます。姉の子 はモアブ人、妹の子はアンモン人の祖先となります。聖書になぜこのような記述があるのでしょう。これは、当時風紀が乱れていたモアブ人とアンモン人を差別 する理由、そのいわれを説明したかったのだという指摘があります。申命記・第23章には、「アンモン人とモアブ人は主の会衆に加わることはできない。十代 目になっても、決して主の会衆に加わることはできない」と書かれており、明らかに蔑視されています。ヨルダン人の祖先なんですけどね。
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