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2006年7月25日 (火)

古代ローマの変なおじさん

ヨルダン国立考古学博物館には、古代ローマ時代の遺物がたくさん展示されています。それよりもずっと古い年代の、ダイナミックな造形を持った品々にも心を打たれますが、個人的にはローマ時代のコインやガラス工芸品の洗練された美しさに、何度見ても目を奪われます。大体において、古代の遺物は芸術としての品格が備わっているように思います。もちろんそういう一級品ばかりを博物館で展示しているのでしょうが、どれもこれもマニア垂涎の的です。そんな中に、ちょこんとひとつ、変なものを見つけました (3枚目の写真)。小さなお皿に描かれた1人の人物。槍を持っていますから、たぶん男性でしょう。しかし頬にはやや赤みがさし、クチビルははにかみを見せています。それでいて眉毛が濃いし、髪型は、まぁ古代ローマ時代はこんなもんだったのかもしれませんが、やや広くなり始めた額を隠すのに必死といった感じがありありです。腰つきはヘナチョコで、槍もなんだかすごく適当に書いてあります。総合すると、どう見てもただのオカマです。これが2000年前のお皿だと考えると、貴重だなぁと思わないでもありませんが、他の格調高い収蔵品と比べると、なんだかとても場違いな気がしてなりません。実は来場者を笑わせるために置いてある!?
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