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2006年7月14日 (金)

ラムセスヒルトン

カイロでも指折りの5ッ星ホテル、ラムセスヒルトン。まぁ、従業員のサービスはお世辞にも5ッ星とは言えませんが、考古学博物館の裏という立地条件の良さと内装のゴージャスな雰囲気、そしてその割にはお手ごろな値段という条件から、いつも観光客やビジネスマンでにぎわっていました。毎年夏になると、アラビア湾岸産油国から長期の避暑客がカイロに押し掛けます。ラムセスヒルトンも例外ではなく、7月から8月にかけてはロビーにトーブ (アラビア半島の伝統的な男性の服) を着た人がたくさんいました。ある時、日本から来訪者があって、ラムセスヒルトンのロビーで待っていました。待ち合わせ時間になっても降りてこないので、部屋に電話をすると3人が3人とも部屋にいません。おかしいと思いつつ15分ほど待っていると、3人はエレベータではなく階段を使って降りてきました。事情を聞くと、最上階をサウジアラビアの王族が借り切っていて、エレベータ1台を専用に使っていること、また残りのエレベータも普段なら自動で1階に戻って待機するところを、プログラミングを変えさせて常に最上階で待機するようにしてあるとのことで、とにかくエレベータが来ないのだそうです。いやぁ、お金の力ってすごいなぁ。

ラムセスヒルトンといえば、隣接したショッピングセンターにある日本食レストラン「やまと」です (以前は「なにわ」)。小池百合子さんのご両親が経営しているそうで、店内の座敷には小池さんのアラビア語習字 (「アルホッブ (愛)」だったかな?) も飾ってありました。日本から来た観光客にとっては、明らかに日本より味がおちる日本食を食べる意味は薄かった思いますが、カイロの在留邦人あるいはアフリカから来た日本人観光客にとっては、このお店の存在はとても大きいものでした。「やまとに行けばいつでもお寿司が食べられる」という安心感は、何物にも代え難いものでした。私自身はそうやって安心しちゃったためあまり行きませんでしたけど。

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