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2006年8月12日 (土)

王の道1:ワーディ・ムージブ

アンマンからアカバに南下する道は3通りあります。死海沿いの西側ルート、デザートハイウェイと呼ばれる東側ルート、そして歴史のある中央ルート、その名もキングスハイウェイです。ハイウェイと言っても山あり谷ありの細い道で、時には羊の群れが道を横断するなど、むしろ街道と言った方が適当でしょう。アンマンを出てマダバの町を過ぎると、最初の難関、ワーディ・ムージブ(ムージブ渓谷)が立ちはだかります。1000m級の渓谷を見下ろすパノラミックな風景は、壮観のひと言です。展望台にはお土産物屋さんがあって、民芸品の他に谷底から拾ってきたという化石がたくさん売られています。太陽はギラギラとまぶしいのですが、谷を渡る強い風には冷たさを感じます。展望台でひと息入れたら、いよいよ下りです。右手に谷を見下ろしながらのドライブに否応なく気分は高揚しますが、ガードレールもないような道で、少しでもハンドルを誤ればあっという間に谷底に落下してしまうことを考えると、少々緊張しながら走りました。谷底には水がほとんど流れていない川があり、そこでダム工事をしていました。こんな川でも冬の間に雨が降れば、それなりの流れになるのでしょう。橋を越えたら、今度は同じだけ上らねばなりません。上りの道は急坂でずっと砂利道、車のエンジンが悲鳴をあげっぱなしでした。ワーディ・ムージブを抜けると、カラクまで穏やかな道が続きます。この時は春だったので、ポピーや菜の花が目を楽しませてくれました。視界の先にはどこまでも小麦畑が広がり、大地が黄金色に輝いていました。
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