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2006年8月29日 (火)

代数 (Algebra)

アラル海の南、ホラズムの出身であるフワーリズミー(Al-Khuwarizmi/780~850年)は、アッバース朝のバグダッドで活躍した数学者です。アラビア数字は彼がインドから導入し、後にヨーロッパに伝えられました。アルゴリズムという語も彼の名前が転訛したものです。また、彼の著作である「代数学(Hisab Al-Jabr Wal-Muqabala)」によって、ヨーロッパに初めて代数というものの存在が教えられました。英語の Algebra はこの書名の一部である「Al-Jabr (移項して負の項をなくす操作)」に由来します。この本は12世紀にラテン語に翻訳され、西欧世界の数学に大きな影響を及ぼしました。フワーリズミーは他にも天文表を作ったり、プトレマイオスの地図を改良することも行っています。まさに天才と呼ぶにふさわしい人物です。

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