« イスラムは女性に優しい? | トップページ | 詩的な言語 »

2006年8月11日 (金)

歯医者にて

ヨルダンで歯の詰め物がとれてしまったときのこと、早速近所の歯医者に出かけました。診療室にはパソコンがあり、小型カメラを使って口の中の画像が映し出されました。さらにこれから行われる処置について簡単なアニメーションも流れました。こんな歯医者、日本でも行ったことありません。感心することしきりです。麻酔注射の前に、麻酔をしみこませた脱脂綿を噛むよう言われました。「これでチクリともしないよ」 ドクターは自信ありげです。そしていよいよ注射のとき、ドクターは急に何か思い出したらしく、看護婦さんに向かって「あれはどうなってる?」と聞きました。一瞬目をそらしたドクターの手は、ゆっくりと私の頬を直撃しました。歯の治療は全く痛くありませんでしたが、私の頬はしばらくの間しびれていました。

いわゆる途上国で生活していると、歯医者はもっとも頭の痛い問題です。どの国でも基本は抜歯。詰め物をする時でも相当余分に削り取られてしまいます。サウジアラビア赴任早々、レストランでフランスパンをかじっていた時に、あまりに堅いパンだったため、前の方の歯が1本、大きくグラリと傾いてしまいました。激痛と同時に「ヤバイ」と思って歯の位置をグッと押し戻したのですが、その日の夜からその部分の歯茎が大きな血の塊のようなものでプックリとふくれてきました。ジンジンと痛みもひどくなっています。仕方なく、翌日近所の歯医者に行きました。女医さんで、国籍はフィリピンです。歯を見せると「Oh!!」とひと声あげ、女医さんは「抜きましょう」と速攻できり出してきました。私も反論のしようがなく、あとはペンチでゴリゴリと抜かれるのをただ甘んじて受けるしかありませんでした。

|

« イスラムは女性に優しい? | トップページ | 詩的な言語 »

旅行・地域 ヨルダン」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« イスラムは女性に優しい? | トップページ | 詩的な言語 »