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2006年8月 2日 (水)

イギリス人

イタリアのバスツアーが本当に楽しかったので、勢いで今度はイギリス国内バスツアー11日間に参加しました。9月中旬でしたが、出発の日はロンドンは小雨が降っていて底冷えする気温でした。そんなジメジメした気候と同じように、バスの中も何やらしんみりした雰囲気に包まれていました。外国人もちらほらいましたが、ツアー客のほとんどはイギリス人です。しかもみんな仕事をリタイヤして人生が一段落したところに、自分へのご褒美として夫婦で旅行に参加した人たちばかりでした。なので他人との会話はほとんどなし。ひたすらみんな自分の世界に入っていました。しかし日程も後半になってくると、さすがに夫婦での会話に飽きたのか、食事の席でいろいろと話しかけられるようになりました。しかし、言われることといえば「若いあなたがなんでこんな高いツアーに参加しているのか」「あなたの年齢ならもっとふさわしい旅行の仕方があるでしょう」「私が君くらいの時にはバックパックで無銭旅行をしたもんだ」などなど。完全にお説教モードでした。ヨーロッパの国々は「自分の身分や年齢にふさわしい生活スタイル」という考え方があることは、なんとなくわかっていました。イギリスでは見事にそれを指摘されてしまったわけです。若い上にリュックサックで高級ツアー (イギリス人談) に参加している私は、彼らイギリスの老夫婦にとっては明らかに「場違い」な存在だったようです。「お金を払えば何をしても良い」という考え方は、ヨーロッパでは顰蹙を買うだけです。未だに階級社会なんだなぁと感じました。それにしても、居心地の悪いツアーでした。そして寒かった。人は冷たい、天気は悪い。おまけに食事もいまいち。陽気でおせっかいで涙もろいアメリカ人と一緒に回ったイタリアバスツアーを、心底懐かしく思い出しました。

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