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2006年8月28日 (月)

道端のオリーブ屋

アンマンの自宅の前の道路端にスイカの露店ができたのは6月くらいのことです。暑い盛りにはテントの中に山のようにスイカが積まれていました。何度かスイカを買って店のおじさんとは顔見知りになり、値段も多少まけてくれるようになりました。しかし10月になりだんだんと秋の気配を感じるようになると、スイカは補給されなくなり、少しずつ山も小さくなっていきました。これでおじさんも田舎に帰るのかなと少し寂しさを感じていたとき、新しく品物が並べられているのに気づきました。オリーブです。パレスチナから運ばれた今年の初物だと言われ、割高なのを承知で買うことにしました。実は、そのまま絞ればオリーブオイルがとれるものだと勘違いしていたので「10kgちょうだい」と気軽に注文しました。おじさんは満足げにうなずき、大きなハンドルの付いた漏斗のような機械にオリーブをザラザラと入れ、ハンドルをぐるぐる回し始めました。最初にオリーブに塩をまぶした時点で「おや?」と思ったのですが、とりあえず機械の下の方からオリーブオイルが出てくるものだと信じて、出口の一点をじっと見つめていました。しかしそこから出てきたのは適度につぶされたオリーブで、オイルなど1滴も出てきません。「おじさん、これは何?」とたずねると「何日かおけばちょうど良い塩加減の漬け物ができあがるよ」と笑顔で言われました。ガーン。最初に言ってほしかった…。というか「オイルにして」と聞かなかった自分が悪いんですけど。もっとも、その後インターネットで調べてみると「オリーブオイル作りはとても難しい」ということがわかりました。そもそも道端でできるものではなかったわけです。オリーブの塩漬けはとても美味しかったのですが、大半は食べきれませんでした。
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