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2006年8月10日 (木)

日本のアニメ

ある年の春、ヨルダンで放映されていた「ポケモン」が、イスラム教に反する内容だということで宗教界から猛反発を食らいました。ポケモンの名前がアッラーを冒涜しているとか、「ピカチュー」が「Pick a Jew (ユダヤ人を選べ)」に聞こえるとか、諸々のことが書かれた怪文書が小学校で配られ、イスラム各国でポケモン禁止令が出されました。その頃はポケモンを見続けて勉強をしなくなる子供が増え、社会問題にまで発展しそうな勢いだったので、どこかの誰かが対抗措置をとったのかもしれません。私も子供の頃「マンガばっかり見るな」とよく怒られました。しかし日本のアニメは連日放映されており、ちびまるこちゃん、キャプテン翼、ムーミン、グレンダイザーなど数え上げたらきりがありません。ヨルダンTVで「ど根性ガエル」を見たときは、あまりの懐かしさに思わず目頭が熱くなってしまいました。しかしぴょん吉とゴリライモがアラビア語でケンカしているのは軽い衝撃でした。

ちなみに、サウジアラビアにいた時、日本のあるゴムメーカーが売り込みをかけたタイヤの泥よけの模様が「アッラー」に見えたため、それはけしからんといって販売禁止になりました。ヨーロッパを震撼させたムハンマドの風刺画騒動も記憶に新しいところですが、イスラム教徒はこういうことにものすごく敏感です。とにかくシャレになりませんから、怒られたら素直に謝りましょう。

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