« アザーン | トップページ | パレスチナ人は故郷に帰るのか »

2006年8月 8日 (火)

コーヒーの伝説

アラブに伝わるコーヒー発見の伝説です。「昔、アラビア半島南イエメン沿岸地方の丘の上に、イスラム神秘主義者たちが住む修道院がありました。ある日、山羊たちが一晩中起きて飛び跳ねていることがあり、不審に思った導師が見に行くと、そこにあった灌木の堅くて光る実が山羊たちに食い荒らされていました。よく見るとその灌木は、野生の状態になって久しいながらもきちんとした列になって生えており、どこか果樹園を思わせるところがありました。そこで導師は、この荒涼とした地域にかつて、アビシニア (エチオピア) のカッファから来た肌の黒い人々の小さな国があったことを思い出しました。導師はこの実を焦がし石でつぶしてから煮出して飲むことを発明し、それによって一晩中起きていても眠くなったり疲れを感じたりすることはなくなりました。その後、この飲み物は「Qahwa (カホワ)」と名付けられました」。そうして、イエメンのモカ (Mokha) から積み出しされ外国に輸出されたため、モカコーヒーという名前が定着しました。

この話は以前から知っていましたが、その後、縁あってエチオピアに赴任。実際にカッファ地方に行き、野生のコーヒーの木や、森の中に作られたコーヒー畑などを見ることが出来ました。エチオピアではコーヒーセレモニーが来訪者もてなしの基本として今も大切に受け継がれています。ちなみにアムハラ語でコーヒーはブンナ (発音的には「ブナ」に近いかな?) です。
112coffeetree

|

« アザーン | トップページ | パレスチナ人は故郷に帰るのか »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

旅行・地域 エチオピア」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« アザーン | トップページ | パレスチナ人は故郷に帰るのか »