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2006年8月20日 (日)

数字の数え方

アラビア語の数字の数え方は、少し面倒です。11から99は先に1の位を言うようになります。例えば21は 「1と20 (ワーヒドゥン・ワ・イシュルーン)」 になります。これが3桁になると、123なら 「100と3と20 (ミア・ワ・サラーサ・ワ・イシュルーン)」 になります。1,234だと 「1000と200と4と30 (アルフ・ワ・ミアターニ・ワ・アルバア・ワ・サラースーン)」 です。試しにこれを英語に置き換えてみると、1,234は 「ワンサウザンド・アンド・トゥーハンドレッド・アンド・フォー・アンド・サーティー」 になります。なんだかとても回りくどいですね。ヨルダン人の会話を聞いていると、123456という6桁の電話番号を伝えるとき 「123と456」 のように3桁にわけて言う人が多いようです。つまり 「100と3と20、400と6と50」 という具合です。言う方はまだいいとして、これを聞いている相手は、ちゃんとメモをとれているのか、ときどき心配になります。1を書いて、間に空白を入れて3を書いて、最後に真ん中に2を書き入れる、そしてまた4と書いて間に空白を入れて6と書き真ん中に5を書き入れる…。周囲のスタッフで計算間違いが多いこと、そして間違い電話がとても多いのは、この数字の数え方のせいかなと思ったりもします。

アラビア語ではお金の単位にも複数形があります。また、数の数え方がやや複雑で、名詞の性に合わせて数字も男女形を使い分け、1、2、3~10、11~99、100以上では名詞 (ここではお金の単位) を複数形にしたり語尾変化させる必要があります。1Dinar=ディナール・ワーヒドゥ、2Dinar=ディナーラーニ、5Dinar=ハムサ・ダナーニール、20Dinar=イシュルーン・ディナーラン、100Dinar=ミア・ディナーリン。ただし口語ではもっとくだけた言い方で、1Dinar=ディナール、2Dinar=ディナーレーン、11以上=○○・ディナール になります。いくら必要かと聞いて 「ダナーニール」 と言われたら、それは3~10Dinarの間ということになります。Dinarの下の単位でも Fils (フィルス/フルース)、Piaster (キルシュ/クルーシュ) ともに複数形があります。職場では毎日お昼にサンドイッチを買ってきてもらいましたが、毎週末、集金が来るとだいたい 「ディナーレーン (2Dinar=360円)」 と請求されました。双数形というのはアラビア語の特徴のひとつですが、短くパッと言えるので便利です。

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