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2006年9月13日 (水)

9.11はお正月

エチオピアは独特の暦を採用しています。30日×12ヶ月と、5日間 (年によって6日) の第13月 (パグメ) というものです。このため、エチオピアのキャッチフレーズはズバリ「13 Months of Sunshine」。そして1年の始まりは9月11日というこれまた変則的なもの。アメリカ同時多発テロの日、普段はワールドトレードセンターでたくさん働いているはずのエチオピア人が誰もいなかったことから、当局は一時エチオピア人の犯行を疑ったと言います。みんな家でお正月を祝っていたんですけどね。さて、日本にもお正月独特の雰囲気というものがありますが、エチオピアも地味ながら和やかな新年の風景があります。まずは大晦日 (9月10日)。夕方、家々で松明がたかれ、あちこちでロケット花火を打ち上げる光景を目にします。アジスアベバは全体的に煙っぽくなり、人々はどこをめざすでもなく、通りをそぞろ歩きます。多くのホテルやレストランでは、有名な歌手をよんで年越しライブを行います。夜12時、9月11日になった瞬間、今年もまたシェラトンホテルから盛大に打ち上げ花火が上がりました。CNNではずっと9.11追悼番組が流れていましたが、エチオピアでは皆口々に「Happy New Year!!」とうれしそうに言い合っていました。なんだか不思議な感じがします。

翌11日になると、昨晩の喧噪が嘘のように、車や通行人の姿がまばらになります。レストランに行っても客はせいぜい外国人。どうやらこちらのお正月は、自宅で身内と楽しむもののようです。家でドロワット (鶏肉の辛いシチュー) を食べるのがお約束で、ご婦人方は前日から仕込みに忙しいそうです。一方、朝からちょっと迷惑なのは、子供が近所を歩き回り、門の前でお正月の歌を歌い、お小遣いかせぎをすることでしょうか。私の家の前でもしばらく歌っていたので、お年玉がわりに少しお金をあげることにしました。自宅近くのホテルでは、従業員が伝統的な白い服に身を包み、普段は見せない笑顔をこちらに向けてきました。たくさん写真を撮りましたから、今度プリントして渡さなくては。
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