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2006年9月 1日 (金)

玉ねぎ

玉ねぎの栽培の歴史はとても古く、古代エジプトやメソポタミア文明の昔から始まっていたそうです。エジプトのピラミッド建設に従事した労働者には玉ねぎが給料として支払われたという説もあり、玉ねぎの壁画も残っているそうです。このように中東とは縁の深い玉ねぎですが、ヨルダン人も玉ねぎをよく食べます。刻んで料理に使うのはもちろんですが、小玉をバーベキューで丸焼きにするととても甘く、玉ねぎはこんなにおいしいものだったのかと見直してしまいました。もちろん、そのまま生で食べることもあります。レストランに入ると、サラダということなのか、小さな玉ねぎが丸のまま出てくることがあります。ピリッとした玉ねぎの辛みが、また食欲をそそります。今でこそ日本はアメリカに次ぐ世界第2位の玉ねぎ生産国ですが、栽培が始まったのは明治になってからです。これは、日本にはすでにねぎが浸透していて玉ねぎの入り込む余地がなかったからだそうです。

1年か2年に1度、休暇で日本に帰っていますが、スーパーマーケットに行くたび、その野菜の毒々しいまでの鮮やかさ、形の完璧さには、ほとんどため息が出てしまいます。玉ねぎにしても、中東で見るものは皮もむきにくいし形もいびつ、半分しなびているくせに、ひとたび刻み始めると暴力的なまでに目にしみます。トマトしかり、ニンジンしかり。日本で売っている野菜はどうしてあそこまで完璧なんでしょう。しかも1パックが小さいし。農家の人のたゆまぬ努力と言ってしまえばそうなのですが、むしろ不自然さを感じたりして…。
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