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2006年9月 7日 (木)

アーメン

アーメンは日本でも良く知られたフレーズです。国語辞典には「キリスト教徒が祈りの後に唱える語、確実・まことの意」と載っています。一方、英和辞典には「ヘブライ語で "しかあれかし (So be it.)"」と記されています。アラビア語では「A・M・N」の3語根から、Amina (保護する)、Ammana (保証する)、Aamana (信仰する) という動詞とともに、Amn (安全・保護)、Amin (誠実な・忠実な)、Aamin (アーメン) といった単語ができています。今日一般にアラビア語と言われるものは古典北アラビア語で、その成立過程からしてもヘブライ語とアラビア語には似た単語がたくさんあって当然です。アーメンもそのひとつと言えるでしょうし、逆にアーメンという言葉から、アラビア語の動詞が出来上がっていったのかもしれません。外来語が3語根あるいは4語根の体をなしていれば、自在にアラビア語に取り込むことができ、サウジアラビア東部方言の「バンチャル/ユバンチル (パンクした/パンクする)」もその一例です (Puncture=パンク)。例えば「ソバ/サウワーブ (そば/そば屋)」「サーバ/ヤスーブ (そばを打った/そばを打つ)」という造語もあり得ない話ではありません (語根はS・W・B)。「ウドン/ウッダーン (うどん/うどん屋)」「アダナ/ヤードゥン (うどんを打った/うどんを打つ)」 なんてね。

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