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2006年9月 3日 (日)

ヨルダンの空港にて

日本からの出張者を出迎えに、クイーンアリア国際空港に行ったときのことです。ターミナルに入ってフライトの到着予定時刻を確認すると、予定のフライトは「19:25 On Time」と表示されていまい。しかし掲示板には、19:00から19:45にかけて、ローマ、パリ、アムステルダムなどから9本のフライトが到着予定となっていました。どおりで、出迎えの人でごった返しているわけです。その後のフライトは21:30、23:30、00:01と3本のみでしたから、もう少し到着時間を分散したら良いのに…。さて、荷物チェックを終えて出てくる旅客を見ていたとき、一緒に行った運転手がある一団を指さし「あれはシークレットポリスだぞ」と言ってきました。その男性4人組はそろって長身、角刈り、かちっとしたスーツ、眼光が鋭くただ者ではない雰囲気を漂わせています。そして同じアタッシュケースを右手に携えていました。20分ほどすると、また先ほどのような男性2人組が出てきました。長身、角刈り、スーツ、アタッシュケース、ただ者ではない…。「あれもシークレットポリスだよね」とそう言うと、運転手は満足そうにうなずいていました。なんだか全然シークレットじゃないような…。

ある日、旅行から戻りクイーンアリア国際空港の入国審査カウンターに急ぐと、その日はいつになく混んでいました。10個ある窓口がすべて開き、それぞれに20~30人ほど並んでいます。こんな時はどの列に並ぶか大いに迷うところです。人数の少ない列でも、よく見ると手に家族のパスポートを10冊近く持った人もいるので要注意です。その日は、なぜかトランジットの札を持って入国審査に並んでいる人がたくさんいました。係員も途中でそれに気がつき皆に注意をうながすと、私の列からも10人ほど抜けていきました。この空港にはヨルダン人専用の入国審査窓口がありません。私の前のヨルダン人は外国人よりも入念な審査を受けていて、この国の複雑な事情をかいま見た気がしました。入国審査が終わると、エスカレーターの手前に入国スタンプの確認をする係員がいます。係員が1人のパスポートをなかなか放さないため、狭い通路はたちまち人であふれてきました。聞き耳を立てていると、どうやらその女性はあまりの混雑に嫌気がさして、入国審査を素通りしてしまったようです。「アラブだなぁ」としみじみ思いました。

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