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2006年9月 9日 (土)

アンマンの雪

2002年1月7日、午後3時半から降り始めた雪は、夕方から本降りとなり、よる8時になって約10cmの積雪となりました。見渡す限りの銀世界とはこのことです。それまでずっと「中東=灼熱の砂漠」というイメージを持っていましたが、中東暮らしで初めての雪、しかも町全体が白く覆われる本格的な雪景色を目の前にして、言葉にできない感動に包まれていました。しかし、アンマンはとにかく坂道の多い町で、平坦な道はほとんどありません。家のベランダからも、あきらめて乗り捨てられた車が何台も見えました。自宅の向かい側にはゆるい傾斜の幹線道路があり、そこを上ろうとする車から甲高いアクセルの音が何度も何度も聞こえてきました。たった10cmの雪ですが、相当な数の車が立ち往生したことでしょう。しかもその日は午後から携帯電話が使えなくなっていて、誰かを救援に呼ぶこともできなかったと思います。最初は雪景色を単純に喜んでいましたが、次第に雪の恐ろしさを感じるようになりました。

翌日、午前中は雨模様でした。窓の外はまだ一面の雪です。車で走るにはあまりにも危険なため、官庁、学校など、ほとんどの機関が休みになりました。近所を散歩すると、あちこちで木の枝が雪の重みで折れていました。その日の午後、次の日の出勤に備えて自宅駐車場の前を、生まれて初めて雪かきしました (少し傾斜があるので雪でスリップしてしまう)。ほんの数メートルの範囲ですが、やってみると意外に大変です。結局、2時間もかかってしまいました。途中、どこからともなく犬が2匹やってきて、ひとしきり遊んでまたどこかに行ってしまいました。雪の日、やはり犬は元気なんですね。
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