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2007年1月29日 (月)

エチオピア A to Z

A〜Zから始まる単語 (アムハラ語) を使って、エチオピアの代表的な事柄を説明します。インターナショナルスクールの小学校で配布された資料に書かれている文章を翻訳しました。カッコ書きで個人的なひと言を付け加えました。

■A: Addis Ababa
アジスアベバはエチオピアの首都です。エチオピアの公用語のひとつであるアムハラ語で「新しい花」を意味します。アジスアベバは喧噪に満ちており、訪れる者にとっては大変刺激的な場所です。市中心部には有名な「ユダのライオン」像があります。アジスアベバは8000フィートの高地に位置することもあり、そこでの生活はあなたを天国にいるような気持ちにさせてくれるでしょう。気候は年間を通じて温暖です。

(アジスアベバの人口はすでに500万人を越えているそうです。文中では「喧噪」と謳っていますが、中東のスークで感じるようなドギドキワクワクするものではなく、ちょっと陰惨でもっとドロドログチャグチャしているもののように感じました 。まぁ実際雨が降ると町中泥々だったし。市内の至る所に物もらいがいますが、アフリカ初心者の私は「アフリカってこんなもんかな」と思っていたところ、ある知人曰く「他のアフリカの首都でこれだけものもらいで溢れかえっている国はない」とのこと。やっぱり世界最貧国だから?。ちなみにナイロビは「1年中春」、アジスアベバは「1年中秋」と言われます。特に6月〜9月の雨期は毎日ジメジメして気分が滅入ります。こんな気候のせいか人の心もかなりウエット。義理人情に厚いと言えば聞こえは良いですが、ちゃんと社会的な付き合いをしないと後々まで恨まれるそうです。結婚式とかに呼び忘れると一生根に持つとか…。って言うか、日本人に近い?。まぁ、治安がアフリカではダントツに良いのが自慢です。それと、アジスアベバは標高2400mで天国にいる気分、とか言われるとなんか無性に腹が立ちます。空気が薄いのでとにかく眠りが浅い。最初の1年間は毎日朝4時に必ず一度目がさめていました。眠れないってのはかなりのストレスです。でもこの生まれながらにして高地トレーニングという環境が世界的な陸上選手を生む土壌でもあるわけです)

■B: Buna
ブンナ (ブナ) はコーヒーのことです。エチオピアはアラビアコーヒーノキ (世界のコーヒー豆生産の大部分を占める)、ロブスタコーヒーノキ (中央アフリカ高原産) 両方の生産で世界的に知られています。エチオピアの人々にとって、コーヒーは単なる飲み物ではなく、伝統的な「コーヒーセレモニー」を楽しむためのものでもあります。個人の家で、ブンナベット (コーヒーハウス) で、人々は友人たちと一緒にコーヒーセレモニーに参加します。コーヒーセレモニーはまず炭火で煎った豆から立ち上る煙の香りを嗅ぐことから始まります。人々は冗談を言い合い、談笑しながらこの儀式を楽しむのです。

(エチオピアと言えばコーヒー。アジスアベバの「トモカコーヒー」で飲むコーヒーは、これまで日本で飲んでいたコーヒーとはまったく別次元のもので、脳に直接ガツンと響くおいしさです。レモンフレーバーとも例えられるまろやかだけれど強烈な主張をもつ酸味、鼻腔を伝って前頭葉を刺激する濃厚な香ばしさ、その重いパンチに舌はビリビリと電撃をくらいますが、カップを飲み干せば不思議とすっきりさわやかな余韻が残ります。これが本物のコーヒーなのかも。ドバイに旅行したとき「スタバ」の看板にアジスの生活では縁遠い文明を感じ思わず店に入って1杯頼みましたが、ひと口飲むや頭上には「あれれ???」のクエスチョンマークが。なんだかとても悲しくなった記憶があります。コーヒーセレモニーもエチオピアを代表する日常のひとこま。塩やバターを入れて飲むコーヒーもお試しあれ)

■C: Chegger Yellem
チッグル・イェッレムは、問題 (チッグル) は無い (イェッレム) ということです。ノープロブレムですね。「Don't make a mountain out of molehill.(くだらないことを大げさに騒ぎ立てるな)」という諺がありますが、チッグル・イェッレムもまさにこのような感覚で使われます。起きてしまった問題が、実はほんの些細なことであると相手に認識させ、この世はいたって平安であることを伝えるためのフレーズです。スワヒリ語では「ハクナ・マタタ」、オーストラリア人は「No worries」と言います。

(なんだかとても冷静にひどいことを言っているような…。エチオピアで3年半生活した結論としては、チッグル・イェッレムは「I'm sorry」の代わりに加害者側が言う言葉ということ。これを言われると当然ながらかなり頭に来ます。よく途上国では「あやまったら負け」と言いますが、みんながひと言「Sorry/ゴメンネ」と言うだけでずいぶん社会は円滑に動くように思います。もっとも、日本人は簡単にあやまりすぎでもはや「申し訳ございません」に相応の重みがなくなっているのも事実ですが)

■D: Dabo
エチオピアには様々な種類の伝統的な平たい形のダボ (パン) があり、中にはスパイスを混ぜ込んだものもあります。毎日の食事で、結婚式で、旅先で、コーヒーセレモニーで、人々はダボを楽しんでいます。

(テイグレ州の田舎でいただいたダボは本当においしかった!!。その出張では毎日インジェラ続きだったので、久しぶりに食べた小麦の味が五臓六腑にしみました。エチオピアでは時々、目が覚めるようなおいしいものに出会うことがありますが、往々にして片田舎の質素な料理だったりします)

■E: Ehel
ウフルとは小麦など穀物一般をさす言葉です。エチオピアでは大麦、小麦、メイズ、ソルガム、そしてテフなど様々な穀物が栽培されています。テフはエチオピア独特の穀物で、世界最小の粒です。テフからはエチオピアの主食インジェラを作ります。

(エチオピアは人口の10%、700万人が慢性的な食糧不足に苦しんでいます。もし農家がテフの代わりにお米を作ったら、収穫量がだいぶ増えるので数値上食糧不足はなくなるそうですが、そもそもお米は売れないので農家も作りません。エチオピア人にとって、インジェラに比べたらご飯なんてまずくて食べられないそうです。う〜ん)

■F: Fel Wuha
フルウハは天然の温泉のことです。エチオピアは国内各所に温泉があり、人々はリラックスや健康のためによく温泉を利用します。例えば、アジスアベバ・ヒルトンホテルのスイミングプールも、地下からくみ上げた天然の温水を使っています。他にはソドレ、ウォンド・ゲンネット、アワシュなどが有名な場所です。多くのエチオピア人は、温泉に病気を治したり痛みを和らげる効果があることを信じています。エチオピア人の子供は、温泉で友達と一緒に泳ぐのが大好きです。

(Google Earthの解像度が上がり、アジスアベバヒルトンホテルの十字架型プールもくっきり見えるようになりました。このプールにはよく行きましたが、年を追うごとにだんだんとエチオピア人のお客が増えていったように思います。町を走る車もどんどん増えていったし、経済的には確実に成長しているんだと実感しました)

■G: Genzeb
ガンザブはお金のことです。エチオピアの紙幣はブル、コインはサンチームと呼ばれています。ズルズルは小銭のこと。マルカート (東アフリカ最大のマーケット) やタクシーでは本当にたくさんのズルズルが必要です。タクシースタンドでは少年がズルズルをジャラジャラさせているのを見ることができます。言うなれば「Mobile Banker」ですね。両替の手数料はごくわずかなものです。

(アジスアベバではそれほど気になりませんが、地方に出かけるとお札の汚さに唖然とします。煮染めたように真っ茶色でベトベトというかヌルヌルというか。プーンと匂い立つ人の垢とインジェラの臭い。お気に入りの財布になんて絶対入れられません。はからずも、何枚かひどいやつを日本に持ち帰ってしまいましたが、何年かしたら「懐かしい臭い」となるのかな。今はまだその臭いで寒気がします)

■H: Halenya
ハイレンニャは健康とか強靱といった意味です。少年たちは友達とレスリングのまねごとをしながら、常に自分の強さを確認します。マルカートで買い物をする時も、人はハイレンニャ (精神的タフさ) を駆使して値段交渉に励みます。マルカートでは、カラフルな香辛料、カーペット、自動車部品から最新のファッション、新作映画や音楽CDなど、およそあらゆるものが手に入ります。世界の他の地域と同じく、エチオピアでもショッピングは重要な社会生活の一部であり、その中で値段交渉は欠かせないプロセスです。値段はあってないようなもの。あなたのハイレンニャが試されます。

(常に誰が一番強いのかを確認するって人間の本能ですね。大の大人が道ばたでケンカさながらに本気で力比べをしている光景をよく見かけました。ちょっと大人げない感じ。それにしてもマルカートのキャッチコピー「なんでもある」っていうのもある意味本当かもと思わせるところはありますが、「でもどこにあるかわからない」っていう補足説明が必要でしょう。とにかく広いし。安い安いとも言われますが、それは相当な時間と労力をさいて買い物をした場合であって、せっかちな日本人にはまったく意味のないことです。「スリがたくさんいるからあまりお金を持っていくな」というのも必ず言われる決まり文句。マーケットなのに…)

■I: Injera
インジェラはエチオピアの主食です。テフをひいた粉から作る丸くて平たい、大きなパンケーキです。インジェラは辛いスパイスと肉や野菜からできたワット (シチューのような料理類) をつけて食べられます。ドロワットはチキンを使ったもの、シュロワットはレンティル (レンズ豆)、バグワットは羊肉です。

(色は灰色、牛の胃袋のように蜂の巣状の見た目、味は酸味があってボソボソ。その味気なさはやはり外国人にはなじめません。でも職場で1年間昼食にインジェラを食べ続けたら、ほんの何回か、色は白っぽくて酸味もなく、食感もモチモチでものすごくおいしいインジェラにあたったことがあります。そのときは直径60cmのインジェラをぺろりとたいらげました。学生時代、南魚沼郡出身の友達に自家製米をもらったとき、そのおいしさに目から鱗が落ちたことを思い出しましたが、もしかしたらエチオピア人にとっては白くて酸っぱくないモチモチのインジェラより、灰色で酸っぱいボソボソのインジェラの方がおいしいのかもしれません。その辺はちゃんと確認しとけばよかったなぁ。でもほとんど当たりがこなかったからなぁ)

■J: Jib
ジブはハイエナのことです。エチオピア東部、ハラールにはハイエナマンと呼ばれる有名な男性がいます。彼はハイエナを餌付けし、手でエサをあげているのです。また、肉を口にくわえてハイエナと引っ張り合うこともしており、多くの観光客が彼のもとを訪れます。ハラールには、他にも中世のような町並みやイスラム建築など見所がたくさんあります。

(アジスアベバのゴルフ場にもいます。早朝は要注意。私自身はアワサに行く途中、夜8時頃シャシャマネの町を通り抜けるときにハイエナの親子が道路を渡っているのを見ました。そのハイエナは民家の横を小走りに駆けて行きましたが、住民が鉢合わせしたらどうなるんだろうとちょっと心配になりました)

■K: Kraar
クラールは6弦の竪琴です。伝統的なエチオピア音楽には欠かせない楽器で、アズマリベット (ダンスハウス) ではクラールの演奏に合わせてダンスを踊ります。ウスクスタはエチオピアの伝統的な踊りで、両肩を揺さぶるスタイルです。別名ショルダーダンス。

(エチオピアンダンスは何回も見ましたが、ダンスのストーリーがわかればもっと楽しかったかもしれません。どうも中途半端に踊りを現代風にアレンジしているような感じがして、本来は素朴ながらも味わい深かったはずの伝統的ダンスが、小学生の学芸会風に見えるものがほとんどでした。タンザニアに旅行したときマサイ族の村でダンスを見たときの方がよほど感動しました。朗々と歌い上げる詩に合わせてジャンプするだけという単純なものでしたが、それを超える感動はけっしてエチオピアンダンスでは得られませんでした。肩を高速でブルブル震わせるのがスゴイらしいのですが、ダンサーが「どうだすごいだろ」と得意満面になればなるほどこちらは「あー、また得意そうな顔してる」と冷めていくことになるのでした。ま、価値観の違いでしょうか)

■L: Listro
リストロは靴磨きの少年のことです。アジスアベバの町中でも、靴磨きセットの入った木箱を抱えた少年をあちこちで見かけます。木箱にはすべての道具が入っていると同時に、磨く時は客が足をのせる台にもなります。リストロはどんな場所でも商売をすることが可能です。

(朝からこういう子供たちを見るのは心が痛みます。どう見ても10才にも達していないような子供たちですから、やはりまずは学校に行ってほしいと切に思います。靴磨きという商売が成り立たなければ少年たちもあきらめるのでしょうが、こういう子供たちに靴を磨かせてお金を払ってあげるのが小金持ちの大人のふるまいといった風潮もあるので、難しいかもしれません。商売が成り立てばさらに靴磨きになる子も増えるし、子供たちが路上で飢え死にすることはなくなる代わりに、彼らの未来の選択肢をどんどん狭めているように思います。「憐れむな、あなたが考えているより子供たちは強い心を持っている」なんてことも言われましたが、東南アジアで感じたそれとはレベルが違って、ぬぐい去りようのない貧困、がんじがらめの社会システムなど、エチオピアを知れば知るほど、子供たちの将来を案じることになりました)

■M: Mesob
メソブはインジェラ (=ご飯) の皿を置くバスケットのことです。手で編まれており、カラフルなパターンがとてもきれいです。編み込まれる代表的な色は赤、緑、黄色の3色で、これはエチオピア国旗の色でもあります。人々はメソブの周りで、マルチュムという3本足の伝統的なイスに腰掛け、インジェラを囲みみんなで1つの皿から食べます。

(みんなが1皿に手を伸ばして食べるので、雑菌の伝染が心配。衛生教育は国を挙げてやっていますが、まずは食事のお皿を分けることが先決なのでは。たとえそれが伝統的な慣習だったとしても。実際、エチオピア人と国内出張に行った際、まず1人がしょっちゅうトイレに行くようになり、翌日から1人また1人とお腹をこわしていきました。だってもちろんトイレに紙なんてないしお尻や手を洗おうにもそもそも水不足だしどう考えたって手に雑菌残るでしょ?。それでいて「グルシャ (インジェラを人に食べさせる行為、親しい間柄で行う)」なんていって手で丸めたインジェラを食べさせてくるしそれを断るのも角が立つし…、と、あの時のことを思い出してまたイライラしてしまいましたが、とにかくあの時の下痢は本当にひどかった。でも自分は6人中4番目だったので、エチオピア人並みにお腹が強いということ?。なんか逆に恥ずかしい)

■N: Netella
ナタッラは女性がかぶる大きめのスカーフです。生地はコットンで、カラフルな模様がついています。ナタッラは様々な場面でTPOに応じて着衣されるため「ナタッラはそれ自身で語る」と言われています。普段着としてのナタッラは肩にかけるように羽織ります。教会に行く時は髪をかくし、縁を下に垂らします。葬儀への参列には髪をかくし、縁をたくし上げます。

(寒い雨期には防寒着としてもピッタリ。女性は白いナタッラをふわりと身にまとった時が一番エチオピア人らしく見えます。だったら日本人の民族衣装って何?。着物を日常的に着ている人なんて落語家か相撲取りくらいだし)

■O: Okay
OKのことをアムハラ語でイシ (実際は医師、壊死の中間くらい、イッシとはねる感じもあり) と言います。頻繁に使われるフレーズで「イエス」「たぶん」「了解」「あなたの言いたい事はわかったけど私は私の好きなようにやるよ」というふうに様々な意図を表現することができます。イシというひと言は、ユーモア、知恵、理解、誤解など、様々な事をもたらします。

(結局それが肯定的な答えなのか否定的なのかは、相互の信頼関係によります。と言っても「蛇のような」という形容があるくらいのエチオピア人、なかなか一筋縄ではいきません。お金が絡んだりすると友達同士の裏切りも珍しい話ではありませんし。日本人も本音を言わない民族ですが、どちらかと言えば否定的な見解を直接的に言及し相手の気分を害することを避けるという側面が強いように思いますが、エチオピアはもっとこう「絶対的に誰も信用しない」みたいな殺伐とした雰囲気があります。なんででしょう。社会主義の負の遺産てやつでしょうか。当時は密告がさかんに行われていたそうですし)

■P: Pagume
パグメはエチオピア暦の第13月のことです。エチオピアでは公式なカレンダーとして、一般的なグレゴリオ暦ではなくユリウス暦を採用しています。エチオピア暦は30日ずつの12ヶ月と、5日間のパグメ (第13月/年によって6日) により成り立っています。そのためエチオピアは「Thirteen months of sunshine」と言われています。また、エチオピア暦は西暦 (グレゴリオ暦) よりも7年遅れています。そのため「エチオピアにおいで、7才若返るから!!」というフレーズもあります。

(新年が9月11日、クリスマスは1月7日です。実はものすごく由緒正しいキリスト教国家。もしかしたら本家イスラエルをもしのぐ元祖ユダヤ教国家←言い過ぎ)

■Q: Qollo
コロは大麦を煎ったもので、ピーナッツやポップコーンとともに、スナックとして食べられます。子供たちが道ばたでコロを売っている姿もよく目にします。アズマリベット (ダンスハウス)、ブンナベット (コーヒーハウス) では客に対してこれらのスナックが振る舞われます。特にコーヒーセレモニーにはコロが欠かせません。

(スーパーでも売られています。薄塩味。食感いまいち)

■R: Roha
ロハはラリベラの古い名前です。エチオピア北部にあるラリベラは、岩をくりぬいた11の教会で知られており、エチオピア正教のクリスチャンにとって大変重要な場所です。ラリベラでもっとも有名な教会は、大きな岩の塊を十字架の形に掘ったサンジョージ (聖ギオルギス) 教会です。ラリベラで一番大きなホテルはロハホテルと言います。

(世界遺産です。一見の価値あり。1度行ってアッタマきたからまた別途書きます)

■S: Shimagele
シュマゲレは老人 (男) のことです。エチオピア人は目上の人を敬い、もし若い人の間で諍いがあれば、シュマゲレが呼ばれ仲裁を行います。女性 (の老人) はアロゲと言います。

(平均寿命48才ですが、当然、60代、70代の老人はたくさんいます。平均寿命が低いのは、乳幼児死亡率が高いからでしょうか)

■T: Tenastellin
テナスタッリン (テナ・イスタッリン) はアムハラ語のシンプルな挨拶で、もとの意味は相手の健康を気遣う言葉ですが、それがそのまま「こんにちは」として使われています。アムハラ語では、相手や時間などのシチュエーションによって他にもいろいろな挨拶の仕方があります。年配の人に対しては特に丁寧に挨拶をします。若者の間ではもっとくだけた「ターディアス」「ウンデーノ」あるいは単に「Cafe!!」という挨拶が使われています。エチオピア人同士の挨拶では、しばしば頬にキスをし合います。

(いろいろ決まり文句があって、挨拶にかける時間は長目です。ひげ面のおっさんと頬をこすりあうのは大変光栄ながら勘弁してほしいです)

■U: 記載なし
落丁?。私のボキャブラリーではウンコラル (卵) しか思いつきません。

■V: 記載なし
Vに相当する音はありません。

■W: Weyeyet
ウェイイトゥはミニバスあるいはピックアップトラックの乗り合いタクシーのことです。車体は青と白に塗られていて、一目でタクシーだとわかります。ウェイイトゥの直訳は「ディスカッション」です。車に乗り込んだ客は顔を向き合って座り、互いに会話をすることになるからです。アディスアベバのどんな場所でもウェイイトゥを拾うことはできます。止める時は手を振ります。

(なかなか含蓄のある言葉です。庶民の足ですが、交通渋滞、交通事故、大気汚染の元凶です。ミニバスは料金が決まっているので時々利用しましたが、タクシーは外国人である限りそれなりのお金を払うことになってしまうので、ほとんど利用しませんでした。ノミももらうし)

■X: 記載なし
Xで始まる適当な単語はありません。

■Y: Yeidj Saat
ヤイッジ・サアトゥはアムハラ語で腕時計のことです。エチオピアでは、朝7時を1時として数え始めます。つまり朝9時は3時、午後2時は8時です。エチオピアでは朝、午後、夕方をあらわす特別な単語があります。

(エチオピアに赴任してしばらくホテル暮らしをした後、明日引っ越しという時に、その日1日使ったタクシーの運転手に「明日の朝9時にまた来てくれ、引っ越しするんだ」と頼んだら結局姿を現しませんでした。午後3時に来ていたのかも?)

■Z: Zamad
ザマドゥは親戚のことです。親類縁者 (とのつき合い) はエチオピアでは極めて重要な文化です。家族での行事、親睦会、冠婚葬祭は、子供、おじ、おば、いとこ、祖父母など誰が欠けても成立しません。伝統的に、子供と大人はしばしばガバタというゲームを楽しみます。

(冠婚葬祭に親戚を呼び忘れると一生恨まれるらしい)

以上、エチオピアのA to Zでした。

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