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2007年9月23日 (日)

エチオピアのお正月=9.11

どの国もそうですが、お正月はやはりそれなりの決まった過ごし方があります。エチオピアの場合、大晦日、つまり1月10日の夜には、どの家でも決まって松明を焚きます。我が家の近所でもあちこちで松明を焚くものですから、この日はいつも煙っぽくてむせるほどでした。2005年(エチ暦1998年)、2006年(エチ暦1999年)は、アジスアベバで一番の豪華ホテルであるシェラトンが、深夜12時に花火を打ち上げました。ちなみに、エチオピアでは朝6時が0時として1日のスタートです。シェラトンの花火も「夜6時の花火」として皆が楽しみにしていました。だいたいどの家も番犬を飼っているので、花火があがると驚いた犬がワンワンと吠えます。犬の鳴き声がまた別の犬の遠吠えをさそって、一晩中うるさくて仕方ありません。大きなレストランやディスコでは年越しパーティーが開かれ、きっとすごい盛り上がり方なのでしょうが、鼓膜が破れそうなほどの大音量で延々と流されるエチオピア音楽を想像すると、どうしても行こうという気にはなりませんでした。

明けて新年1月1日(西暦9月11日)、日本ではおせち料理と決まっていますが、こちらではもうなんといってもドロワットです。タマネギを何キロもきざんで香辛料と一緒にじっくり炒め、鶏肉と一緒に煮込んだドロワットは、辛さもおいしさもエチオピア料理一と言われています。この日、家族や友人、恋人などに、ドロワットを手で食べさせてあげること(グルシャと言う)は、とても大切な意味があるといいます。ちなみに、お正月は街に人出も少なく、アジスアベバも閑散としています。皆家で親しい人とゆっくり過ごすようです。また、子供たちが家々を回り、おめでたい歌を歌ってお小遣い稼ぎをすることもあります(我が家にも来ました/写真)。さて、町中はいたって普通の休日といった趣の中、ホテルやお土産物屋では、スタッフが普段の制服や洋服ではなく、エチオピアンドレスを着ておめかしをしているのが見られます。こういうのを見て、初めて「お正月なんだなぁ」と実感しました。写真は近所のホテル従業員。「まったく、お正月になんで働かなくちゃいけないの。あら、カメラ持ってるわね。ちょっとみんなぁ!、写真撮ってもらおうよ!!」 ということで、ほとんどその日いたスタッフ全員の写真を撮影する羽目になりました(もちろんプリントもあげました)。

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