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2007年9月22日 (土)

鳥インフルエンザ

2004年、エチオピア南部のグラゲ地区で数千羽の鶏が死んでから数ヶ月後、検体をイタリアに送りくわしく検査をした結果、鳥インフルエンザではなかったことが判明しました。それにしても国内では政府の広報が行き届いているようで、大人も子供も鳥インフルエンザにはかなり敏感になっていました。ある小学校では、校庭に小鳥の死骸があったため、生徒がパニックになったと聞きました。また、お弁当に卵焼きを入れていった子供は、同級生から「食べちゃダメ、死んじゃう!」と涙ながらに訴えられたそうです。少し情報が間違って届いていますね。

政府の広報は、「死んだ鳥には触らない」「火を通した卵や鶏肉は問題ない」と言うのと同時に、「ドロワットは大丈夫」と言うことも忘れません。ドロワットは、タマネギを香辛料と一緒に炒め煮したソースに鶏肉を入れた、どろっとしたシチューで、お正月やお祭りの時には欠かせないご馳走です。通常1羽20ブル(260円)程度の鶏が、イースターの時などは一気に50ブルに値上がるのが常です。その年は鳥インフルエンザを恐れて鶏肉を買い控えする人も多くいましたが、逆に鶏の流通量が減って、値段的にはあまり変わりはありませんでした。ちなみに、エチオピア人は宗教的な理由から、空を飛ぶ鳥は食べません。そのためか、エチオピアの野鳥はあまり人を恐れないように思います。

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