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2007年10月27日 (土)

高いところには上りたくなるのだ

サウジアラビアの砂漠・土漠を四駆で走る会(RRR)のメンバーに誘われて、リヤドの南西200kmにあるジャバル・バルームに行ってきました。ジャバルとは「山」の意味で、その名の通り土漠の中に大きな岩山がでんと鎮座していました。岩と言っても砂が固まったような大変にもろいもので、石でごりごり削るとあっという間に溝が掘れてしまいます。そのため、なだらかに傾斜した岩肌には、人が上れるようにくぼみが点々と上の方まで掘られていました。

興味深かったのは、岩肌のある部分に、一直線に玉砂利の層が見て取れたことです。遙か遠い時代に、砂と砂利がこうして堆積していったのかと、まるで理科の教科書を見ているようでした。激しい寒暖の差と風雨にさらされ、岩肌はどんどん削られていきます。そのため、岩の中から次々と砂利が出てきて、それが周辺に大量に落ちています。金魚鉢の底に入れるようなきれいな砂利ばかりで、中には透明に輝く石もありました。

そこに山があれば、なぜか上りたくなるのが人の性です。日本人もそうだし、一緒に行ったドイツ人、アメリカ人もそうでしたから、おそらく万国共通なのでしょう。土漠を吹き渡る強風に帽子をとばされそうになりながら、皆一様にワッセワッセと少しでも高い場所によじ登っていく光景は、見ていて感動的ですらありました。そう言う自分も、さっさと高いところに上り、そこから皆を見下ろしていたわけですが。やはり、高いところから見る景色はひと味違います。何かこう、気分が高揚してくるのを抑えることができません。とにかく気分爽快でした。(この後、別の憂鬱に苛まれますが)

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