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2007年11月28日 (水)

サウジで親知らずを抜きました

2週間前、左側の奥歯が上下とも痛くなりました。3日我慢しましたが、結局耐えきれず歯医者へ。診断は、虫歯ではなく親知らずが歯を圧迫しているため痛みを感じるとのこと。レントゲンを見ると、左の上下だけでなく、右上の親知らずもそろそろ横の歯に悪影響を及ぼしそうなポジションにありました。「3本まとめて抜きましょう」 フィリピン人の女医さんにそう提案されたので、ちょっとびっくりして「私の国(日本)ではたぶん1本ずつ時間をおいて抜くと思いますけど、どうでしょう?」 とおそるおそる質問をしました。「1度に抜いてしまった方が良いのです」 彼女は自信に満ちた表情できっぱりと言いました。ただ、その歯医者で一番腕の良い、というかたぶん力仕事担当の医者が予約でいっぱいだったため、10日後のオペを予約しました。結局その日は痛み止め薬の処方箋をもらっただけです。

さて、そして今日(27日)、本当に親知らずを3本いっぺんに抜いてきました。担当医は白人男性(アメリカ人?)。最初から最後まで軽快に話し続けていました。数年前に日本で右下の親知らずを抜いたときは、「なんかゴリゴリやってるなぁ、早く抜かないかな」と思ったときにはもうすでに抜かれていたので、痛みも苦痛も全くなく、「さすがは日本の歯医者」と感激しました。さて、サウジアラビアはと言うと…。

まずは麻酔注射。日本に比べたら一見してなんか太いし、やはり刺されたときに「ビクッ」とするような痛みが何度もあって、この先の難工事(?)が大いに予想されました。それと、左にはこれでもかというくらい麻酔を打ったのに、右側は「あれっ?」と思うくらい少なめだったのにも、ますます不安をあおられました。「最初に一番ハードなのをやろう」 医者は軽快にそう言うと、まっすぐその手を左下の親不知に伸ばしていきました。

まず何度か歯をグリグリした後、どうにも頑丈そうなのか、「よし、砕いて取ろう」とまたも軽やかに言うのですが、それを聞いているこっちはもう泣きそうでした。歯を削る器具が口の中に入り「チュイーンンンン」というこの世で最も聞きたくない音が脳内に響き渡り、歯を削る時独特のニオイが立ちこめます。。削って、砕いて、むしり取る。そんな作業をしばらく続け、時々歯の付け根の辺りにビシッと鋭い痛みを感じながら、ようやく1本目を抜き終わりました。「オーケイ、ガリッ!! (OK, I got it)」とまたまた軽快に言うものですから、なんだか「チクショー!!」という気持ちになりました。

手早く傷口を糸で縫うと、間をおかず左上に取りかかりました。確かに下の歯よりは手間はかかりませんでしたが、「抜けたかな?」「え、まだ?」「今度こそ抜けた!?」「やっぱりまだ!!??」というのが何回か繰り返され、精神的にヘトヘトになりつつありました。そうして左上もようやく抜けると、いよいよ麻酔に若干の不安が残る右上に取りかかりました。ただでさえ歯医者の麻酔は「すぐ効いてすぐ切れる」印象があります。ここまで来るのにけっこう時間がたっていました。やはり最初の2本に比べ、器具を歯にあてている感触が鮮明に感じ取れます。「おいおい、麻酔はちゃんと効いているのか!?」とかなり心配になりましたが、最終的には「痛い!!」と思ったのはほんの一瞬だけでした(日本では一瞬たりとも痛みは感じないような気もしますが…)。

医者の「No more wisdom teeth(もう親知らずは1本もないね)」というにこやかな言葉でオペは完了。正味40分。あぁ、無事で良かった…。その後、帰宅して麻酔が切れた後に焼けるような地獄の痛みが待っていましたが、6時間ほどたった現在、痛み止めが効いてきたのか、頬のしびれと疼痛程度におさまっています。日本に比べたらめちゃめちゃ荒っぽいという印象はありますが、まぁ、これがエチオピアでなくて良かった、というのが最大の感想です。歯医者なんて所詮痛いものだし、サウジだから「仕方ない、抜こう」と思いましたが、エチオピアだったら「仕方ない、抜きに海外に出よう」と考えますから。

何はともあれ、まずは一件落着。サウジで親知らずを抜いて病院に1泊した人に比べたら(しかも請求額がすごかったらしい)、何の問題もなくあっさり終わってしまったという感じです。とりあえず今は水を飲むのもつらいですが…。し、しみるーーっっ!!(泣)

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