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2008年1月24日 (木)

日本語の起源

世界には、約3000の言語があると言われています (定義の仕方によっては7000とも)。100万人以上が話している言語にしぼると、その数は100程度になるそうです。1000万人以上だと約30言語。そして1億人以上が話している言語となると中国語、英語、ヒンドスターニー語(インド北部、パキスタンの口語)、ロシア語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、フランス語、アラビア語、ベンガル語、マレー語(インドネシア語含む)、そして日本語となります。

これら世界の言語はいくつかの系統に分かれ、その言語の元になった祖語というものがあります。同一の祖語に属する言語の集団を同一語族といいますが、主立ったものにアルタイ語、ウラル語、シナ・チベット語、オーストロネシア語、ドラビダ語、セム・ハム語、ニジェール・コルドファン語の各語族が存在し、世界の言語の大半はこれらの語族のうちのいずれかに属しています。その中で、スペインのバスク語とともに日本語は、起源がはっきりしていない言語だと言われています。

日本語の起源としては、これまでに諸説があげられています。アルタイ語起源説、高句麗語同系説、朝鮮語同系説、オーストロネシア語とアルタイ語の混合起源説、クレオールタミル語そのもの説などなど。いろいろな文献から類推すると、北方から日本列島に流入した古代人が使用していた北方系言語に、南方から黒潮を利用して上陸した縄文人の言葉と、朝鮮半島から渡来した弥生人の言語体系をあわせて、新たな言語として日本語が創られたと考えるのが自然なんじゃないかと思いました。

大和朝廷が成立した時代、日本を含めたこの地域の共通語は、商用語としての中国語百済方言だったそうですが、強大化していた中国と朝鮮半島の政治的影響力を低下させることと、当時ばらばらだった日本国内の人々をまとめるため、漢文から脱却した新たな共通語が必要だったことは想像に難くありません。こうしてできあがった日本語は、北、南、西の諸言語の語彙や文法的特徴を併せ持っていたため、ずばりどの言語系が起源、と言えないのではないかなと。日本人は遺伝子的にもバラエティーに富んでいると言うし。

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