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2008年1月 8日 (火)

アイスバイン

もう10年以上前のことですが、「ベルリン・天使の詩」を見て感動し、思わずベルリン旅行を決めました。行く前に同僚から、「サウジから行ったらドイツの豚肉は格別に旨いよ、アイスバインは是非食べてね」と言い渡されたのですが、それがどんなものかよくわからないまま旅立ちました。フランクフルトから飛行機を乗り継いだため、荷物が届かないというハプニングはありましたが、翌日荷物は無事に到着、天気も良好、西ベルリンの散策を大いに満喫しました。

さて、西側を見たら次は東側です。電車に揺られ、途中兵隊が乗り込んでくるのを横目に見ながらやり過ごし、ほどなく目的の駅にたどり着きました。博物館を見た後、東側でアイスバインを食べようと考えていたのですが、西から東に入ると、急に町の雰囲気がガラリと変わり、商業店舗がほとんど見あたらず、周囲は団地だらけでした。「レストランなんてなさそう…」と少し不安になりつつ、やや足早に町を巡ると、ようやくレストランを見つけました。そこは小さなビヤガーデンになっていて、テーブルは店の外に並べられ、地元の人らしき客も数人座っていました。

メニューをもらうと(確かメニューは「本日の定食」の意味で、カルテと言ったっけかな?)、ありました、アイスバインの文字が。店員を呼んでおもむろに「アイスバイン」と伝えると、隣のテーブルから「Oh…」という小さな声があがりました。「え、どういうこと?」と思いましたが、運ばれてきたお皿を見て納得。なんとも大きな肉の塊が、どーんとテーブルに置かれました。とても1人前とは思えません。目の前に鎮座するアイスバインは、とにかくその迫力と存在感がすさまじく、「さすがゲルマン魂」などとわけのわからないつぶやきを発するには十分なインパクトがありました。

アイスバインは豚の骨付きすね肉を塩ゆでした、ドイツ伝統の家庭料理です。見た目こそおおざっぱな感じですが、味は良く、とてもおいしくいただきました。帰り際、店員と隣の客双方から「味はどうだった?」と聞かれましたが、「おいしかった、ブンダバー(素晴らしい)」と答えると、ウンウンと満足そうにうなずいていました。

268eisbein

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