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2008年1月 7日 (月)

トウガラシ

1人1日当たりのトウガラシ(乾燥)消費量を示した統計を見つけました。ただし、トウガラシの一種ですが辛くはないパプリカ(乾燥)も含まれているため、必ずしも辛いもの好きの地域を示しているわけではありません。パプリカはハンガリーで品種改良されたトウガラシで、ハンガリーは今も世界的な生産地です。そのため、ハンガリーとその周辺国がランキング上位になっています。また、韓国では生の辛いトウガラシをよく食べますが、生のトウガラシはピーマンと同じく野菜に分類されるため、この統計グラフには入っていません。生トウガラシを含めたら、間違いなく韓国はもっと上位に行くでしょう。

トウガラシの原産地は、中南米あるいはメキシコといわれています。大航海時代に中南米から世界各地に伝わったそうですから、そうなると、インドカレーのあの辛さも、せいぜい400~500年のものということになります。ブッダの時代から辛いカレーを食べていたようなイメージがあったので、ちょっと意外でした。ちなみに朝鮮半島には「倭辛子」として日本から伝わり、後年、向こうから日本に逆輸入され「唐辛子」として全国に広まったそうです。中世ヨーロッパ人が肉の保存のためコショウを欲したように、当時すでに肉食が解禁されていた朝鮮半島では、高価な輸入コショウの代わりに地元で作れるトウガラシが全国的に普及したようです。

辛い料理はおいしいですね。いや、むしろクセになるというか、どんどん量がエスカレートしていきます。学生時代、インドネシア留学生のアパートで毎日のように夕ご飯を一緒に食べていました。彼の作る鶏肉と豆腐の炒め物はとてもおいしかったのですが、タカノツメパウダーを相当入れるので、最初は辛くてほとんど食べられませんでした。それでも彼にとっては「全然辛くない」レベルで、私たちを横目に彼自身はご飯にタカノツメを振りかけて食べていました。1ヶ月もするとこちらもだいぶ慣れてきて、彼が「まぁまぁ辛い」というレベルならなんとかおいしく食べられるようになりました。もちろん、口が慣れただけであって、お腹はしょっちゅう壊していましたが。

これまでインド料理、スリランカ料理、タイ料理、韓国料理、エチオピア料理と、数々の激辛料理を食べてきましたが、どれもそのおいしさは折り紙付き。と言うか、辛さも味の内で、トウガラシを抜いてしまったらぐんと魅力が下がってしまいます。場末の食堂に行けば行くほど辛さが跳ね上がるような気がしますが、そう言う所も嫌いではありません。ただ、舌がしびれるような辛さは大好きですが、辛くてむせるものは苦手です。トムヤムクンを何度鼻から吹き出したことか ( ̄ii ̄)。でも、また食べてしまうんですけどね。

267tougarashi

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