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2008年2月 9日 (土)

旧正月の香港 1

2月7日未明、旧正月の香港へ旅立ちました。フライトはキャセイのノンストップ便。リヤド国際空港は旧正月で帰省する中国人 (広東語っぽかったのでたぶん香港人) の一団が40〜50人並んでいるカウンター、10人くらいのインドネシア人のメイドさんとサウジ人の若者4人組が並んでいるカウンター、あとは雑多な人が20人くらいのカウンターとありました。どこに並ぶかはいつも迷いますが、この日は、メイドさんたちはチェックインに時間がかかることは承知で、やはり一番短い2番目のカウンターに並びました。

メイドさんがいるとなぜチェックインに時間がかかるのか。それは、彼女たちの荷物です。ほとんどの人が30kg超の荷物を持っているため、エコノミークラスの上限20kgをかなりオーバーしています。リヤドから香港までは無料にできても、その先、香港からジャカルタまでは1kgあたり100リヤル (3千円) 払わなくてはいけないと言われると、当然ながらみんなそんなお金はありませんから、そこで一悶着始まるわけです。ただ、普通はメイドさん達の帰省 (帰国) 時は、雇い主のサウジ人がサポートに来ているので、結局はオーバー分を取り出し、サウジ人に持って帰ってもらうということになります。しかし、メイドさんのあきらめがつくまでサウジ人も粘って交渉するし (これは偉いと思う)、そのため普通の2倍も3倍も時間がかかってしまいます。

さらにこの日は、サウジ人の若者4人組まで、荷物の重さでもめていました。キャセイはひとつの荷物が32kg以下でなくては受け付けてくれません。インドネシアに何を持っていくのか、彼らの荷物はひとつ35kgもありました。カウンターでひとしきりあぁだこぅだと言い合いをしてから、ようやくあきらめがついたのか、若者はスーツケースを計りから降ろし、列の後ろの方でいらなさそうな物を取り出していました。この日はチェックインする人が全員こんな感じでもめていたので、自分の番が回ってくるまで1時間かかりました。あぁ、疲れた。

飛行機に乗り込んだのは2月7日午前0時。シートの配列は3−3−3。まず前の席でサウジ人が、座っていたフィリピン人に何か言い始めました。どうやら、前の3席にサウジ人男性の奥さんと子供が座っているのですが、彼だけ斜め後ろの列だったため、席をかわってほしいということでした。サウジ人の席が3席の真ん中だったこともあってか、フィリピン人はノーと言いました。すると、近くに端っこが空いている席があったのでサウジ人は「そっちに移ってくれ」と言い始めたのですが、そこには誰かが来るかもしれず、やはりフィリピン人の答えはノー。しかしあまりサウジ人がしつこいので、そのうちフィリピン人は仏頂面で席を立ちました。こういう態度を見て、おそらくムッとしたのでしょう、サウジ人が急に声を荒げて「嫌だったらそう言ってくれ、決めるのはあなただから」と上から目線でこれまたしつこく言い始めました。フィリピン人ももう関わり合いになりたくないといった感じで無視していました。

自分の列はというと、隣が2席とも空席だったため、「ここに移っても良い?」と何人も乗務員にたずねていましたが、最終的に移動してきたのは赤ちゃんを抱っこしたインドネシア人の若夫婦。赤ちゃん用のシートベルトエクステンションをもらったのは良いのですが、さっぱり英語ができないため、やや困り顔。そのうち、急に乗務員から「チケットを見せて」と言われ、やはり夫婦そろってオロオロするばかり。結局、乗務員がカバンの中をあさりチケットを発見。何かチェックされていました。何だったのかな?。その後、定刻になったのに機体が動き出さないなと思っていたら、そのうちアナウンスがあり、「ひとり行方不明です、しばらくお待ちください」だって…。40分遅れの出発とあいなりました。

2月7日 (旧正月1日) 午後2時、香港着。曇天、気温15度。香港は年中暖かいようなイメージがあったので、この寒さにはびっくり。空港からエアバスで旺角 (Mong Kok) へ移動 (33HK$=460円)。旧正月のためか道路はガラガラ。あっというまに着きました。町に降り立つと、わかっていたとはいえ、確かにお店はほとんど閉まっています。旺角は繁華街なのでまだ店は開いている方ですが、ちょっと活気が足りません。ホテルにチェックイン後、まずは腹ごしらえ。香港に来たらおいしい中華料理をちょっとずつ1日に何回も食べたかったので (朝、昼、おやつ、夕飯、夜食、なんて感じで)、軽めの物をと考えていたのですが、豚肉の誘惑に負けてラーメンに東坡肉 (トンポーロー) まで頼んでしまいました。しかもこれが余裕で2人前の量があり、結局この日、夜食を食べる余裕はありませんでした。残念。この後、女人街を散歩したらなかなか活況を呈していて、あまり旧正月の雰囲気は感じられないものの、ようやく香港に来ていると実感しました。

写真は旺角にある王家沙 (Wong Jia Sha) の上海湯麺と東坡肉。お茶もついて106HK$=1450円。2人前と考えれば納得の値段ですけどね。湯麺はキャベツと豚肉の炒め物がどっさり乗っていて、麺は手打ちうどんのようなモチモチした食感の太麺。スープが真っ黒でしたが、塩辛すぎることはなく、深いコクとキレを感じる味わい。最後までおいしくいただきました。東坡肉は肉はホロホロ、脂はトロトロでおいしかった。脂が甘いんです。タレはお酒をたっぷり使っているような大人の味わい (下戸の自分には若干厳しい感じも…)。でもやっぱり豚肉はおいしいなぁ。イスラム教徒はこの味を一生知らないんですよねぇ。1日目は飛行機の疲れをフットマッサージ (40分 90HK$=1260円) で癒やした後、セブンイレブンで水を買ってからホテルに戻り就寝。


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