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2008年2月10日 (日)

旧正月の香港 3

2月8日 (旧正月2日)、夕方6時にまた王家沙で夕飯。蟹肉入り小龍包、エビあんかけ堅焼きそば、ゴマ餡団子の3点。小龍包をパクリとほおばると、熱々の肉汁がジュワーッと広がり口の中はやけど寸前。頭がカーッと熱くなり汗は出るし涙目になるし。でもそれをハヒハヒ言いながら食べるのが最高においしい!。堅焼きそばはどん兵衛のような平麺をカリッとキツネ色に揚げてあり、まったく油臭さはなく、食感も軽くさほどしつこくありません。上にかかっているエビあんがまたおいしくて、麺の香ばしさとエビのプリプリ感であっという間に3分の2たいらげてしまいました (その後は正直満腹になってしまった)。デザートのゴマ餡団子は、たぶん黒糖を使っているのか、とても深い滋味のある甘さで、満腹のお腹にスッと入っていきました。

7時に店を出て、尖沙咀に向かいました。対岸の香港島のビル群がライトアップされるのを見に行くためです。ただ、この日は格別夜風が冷たく、地下鉄でサッと行って波止場であまり長く待つのも嫌だったので、腹ごなしもかねて歩いていくことにしました。旺角から油麻地 (Yau Ma Tei)、佐敦 (Jordan) と歩いていくと、しだいに人の数が増えてきました。佐敦を過ぎ、もうすぐ尖沙咀という所に来ると、明らかに数千人の人が同じ目的地を目指して歩いているのがわかりました。「この人数が波止場に行ったら場所取りが大変だ」などと考えつつ歩いていましたが、ペニンシュラホテルまで来ると、そこで人の流れが止まってしまいました。

どうも、バリケードが張られてそこで止められているようです。本当なら地下道を通って海の方に渡るのですが、そこも警官が止めていました。時間はもうすぐ8時。前後を見渡すと、軽く1万人くらいの人が集まっています。予定とは違いましたが、これだけ人がいるということは何らかのイベントがあることは間違いありません。もう動くのも面倒だったので、群衆の中で事が始まるのを待つことにしました。そして15分くらいたったとき、突然「ドドーン」という音が鳴り、群衆の目の前にあるドームの向こうが明るく輝きました。打ち上げ花火です。

「おぉーっ」という歓声があがるとともに、「ドームが邪魔だ!」と (言っていたんでしょう、中国語で) 悲鳴にも似た声が周囲から漏れ始め、それまでギュウギュウに詰まっていたその場所から、みんな慌てて左右に移動し始めました。いくら左右に移動しても、結局建物が邪魔なことには変わりなかったので、スカスカに空いたその場所で、時々他のよりも高く上がる大きな花火を見て楽しむことにしました。時間にして20分くらいでしょうか。かなりの花火が打ち上げられました。邪魔な建物にイライラしながら見ている我々を尻目に、右手上方にはペニンシュラホテルがあり、上の階の窓越しに悠々と花火を楽しんでいるセレブな人たちが本当にうらやましかった…。

花火がそろそろ終わりそうな気配だったので、少し早めにその場を離れようと人混みをかきわけつつ移動していくと、ちょうどクライマックスという感じで一気に花火が打ち上げられました。少し後ろに移動していたので、最初よりもずっとせいせい見ることができたのは不幸中の幸いでした。しかしそこから帰るときの人の数ったら!。これだけの群衆を見たのは久しぶりでした。「やっぱり中国には勝てないな、この数には負ける」となんだかそう思った次第です。帰りは地下鉄にしようか迷いましたが、何百人も地下鉄になだれ込んで行ったのであえなく断念。冷たい夜風をあびながら、また歩いて帰りました。

しばらくホテルで休憩した後、ちょっと夜食が欲しくなったので、また女人街方面へ。しかし行ってびっくり。夜も更けたというのに、何千人もの人が通りにひしめいています。みんなの目当ては屋台の食べ物。イカ焼き、揚げ豆腐、スープ、甘い物などなど、まるで縁日の夜店のように、とことん人でごった返しています。ただ、全体的にこってりした物が多かったので、何かあっさり系はないかとさがしていたら、ありました「豆腐花」。夜食にはちょうど良い豆腐のデザートです。作りたてでまだ暖かいそれに黒砂糖をたっぷりかけて、あっという間にいただきました。絹ごし豆腐よりももっと滑らかな口当たりで、大豆の甘さもほんのり感じられる、なかなかの一品でした。


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