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2008年3月12日 (水)

自由の国のなれの果て

■成人の100人に1人、231万人が刑務所に 米調査

ニューヨーク(AP) 米国の成人100人に1人に相当する231万人が刑務所や拘置所などに収監されている現状が、米調査機関が28日に発表した統計結果で明らかになった。人種や年代別で分類すると、黒人の20─34歳男性では、9人に1人の割合となっている。

米民間研究団体ピュー財団の傘下機関が明らかにした。米国史上、成人の1%が収監状態にあるのは、初めてのことだという。

同機関の調査によると、2008年1月1日現在、全米50州の刑務所などには成人231万9258人が収監されており、米国の成人99.1人に1人の割合となる。

これは、人口が最も多い中国の収監者数150万人を上回り、全世界でも最も高い率になる。また、人口10万人あたりでは750人と、ロシアの同628人を大きく上回っている。

人種、年代別に見ると、最も割合が高いのは、20─34歳の黒人男性で、9人に1人が刑務所内に。18歳以上の男性全体では54人に1人だが、18歳以上の黒人男性では15人に1人となる。一方、18歳以上の白人男性では、106人に1人となっている。

女性では、35─39歳の黒人で100人に1人だが、同世代のヒスパニック系では297人に1人、白人では355人に1人だった。この世代の女性全体では、265人に1人が収監されている。

州別に見ると、収監人数の増加率が最も高かったのは、ケンタッキー州の12%だった。同州のベシアー知事は今年1月、州の予算案における矯正施設整備費用などについて言及。犯罪率は過去30年間で3%しか増加していないのに、収監人数は600%増加したと指摘している。

一方で、収監人数の増加を抑えたのは、カンザス州とテキサス州。両州では、軽犯罪の場合は収監せず、保護観察などの措置で社会復帰を促進させ、納税者として働いてもらえるような仕組みを作った。この結果、刑務所は凶悪犯罪者に十分な対応をとれるようになったとしている。

また、各州が受刑者の社会復帰プログラムにかける費用は、全米50州で490億ドルに達し、20年前の110億ドル未満から大幅に上昇。高等教育向けの費用の6倍以上となっている。

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