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2008年3月22日 (土)

現代のバベルの塔?

旧約聖書の創世記に登場する「バベルの塔」の物語は、世界にさまざまな言語が存在する理由を説明するための物語であると同時に、人々が「石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを用いた」という記述から、古代における技術革新について触れながらも、人間の技術の限界について語る意味があると考えらています。そんな聖書発祥の地にほど近い、ここアラビア湾岸地域では、まさに現代のバベルの塔とも言える超高層ビル建設プロジェクトが着々と進んでいます。

アラブ首長国連邦のドバイで建設中の「ブルジュ・ドバイ (ドバイタワー)」は、すでに台湾の「台北101」を抜き、世界一高いビルになりました。現在は600メートルを超えており、最終的な高さは公表されていませんが、デベロッパーによれば700メートルを超えることは確実視されています。2009年6月30日完成予定。

ドバイタワーに対抗するかのように、クウェートでは「千夜一夜物語」にちなんで1001メートルの超高層ビルの建設計画が公表されました。しかし驚くなかれ、ここサウジアラビアの西の都ジェッダでは、なんと1マイルタワー、つまり高さ1600メートルの超々高層ビルの建設が発表されたのです。お金が腐るほどあるのはわかりますが、それだけの高さのビルを建てる必要が本当にあるのでしょうか。技術革新にはとても意義深いプロジェクトだとは思いますが、実用性があるかと問われれば、果たして…。

ちなみに、エチオピアの首都アジスアベバにも「世界一高いビル」の計画がありました。もともと標高2400メートルなので、それプラス、ビルの高さで言うと、なるほど世界一も夢ではありません。あの新聞発表を見た時は一瞬度肝を抜かれましたが、記事を読み進むにつれ、次第に悲しい気持ちになっていきました…。日本のゼネコンの名前が載っていたけど、どうなったかなぁ。

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