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2008年4月11日 (金)

サウジでフィリピン料理

先日、知人を誘ってフィリピン料理を食べに行きました。ミリタリーホスピタルの向かい側にある Lapaz Batchoy というレストランです。以前リヤドにいた時も、何度か Kamayan というフィリピンレストランに行ったことはありましたが、その時は肉のスープとなんだかよくわからない炒め物を食べて、塩気がほとんどないのとけっこう脂っこいのとで、正直全然おいしいとは思いませんでした。なので、今回はインターネットで事前にメニューを調べて、おいしそうなものに目星をつけてからお店に向かいました。

お店の名前のラパズ・バチョイは、そのまま有名なフィリピン料理の名前です。お肉が入った中華風のヌードルスープ。ダシの効いたスープはほのかに甘酸っぱくて、なんとも南国風味。ネギ油の香ばしい匂いが渾然一体となって食欲をそそります。今回は5人で行ったので、たくさん種類を頼むことができました。特に気に入ったのはアドボという肉の甘辛煮。まるで角煮のように、口の中でホロホロとくずれて溶けていきます。脂っこいのですが、酸味があるので舌を飽きさせません。バチョイのスープも一口飲んで、思わず 「フィリピン料理っておいしい!」 と声が出てしまいました。当時食べたのはなんだったんでしょうね。

そしてこれもまた有名な料理、カレカレ。見た目はタイのレッドカレーのようですが、ベースがピーナッツソースで、甘さが際だつトロリとした一品。まったく辛くありません。お肉とモツが入っていました。アミの塩辛 (?) が付いてきたので、甘い味に飽きてきたらそれで口直しをするんでしょう。チキンのグリルもタレが甘酸っぱかったのですが、砂糖と酢 (それかタマリンド?) がフィリピン料理の味の基本なんでしょうか。全体的にほとんど辛くなかったのはちょっと意外でした。タイやインドのように南国といえば激辛料理が当たり前ですから。こういう甘い味付けが好きなフィリピン人は、性格もマイルドなのかも。

少しカルチャーショックだったのはパンシット・ミックス。パンシットは麺料理です (焼きそば風の)。他にもパンシット・ビーフンやパンシット・カントンというのがあったのですが、ミックスと書かれたメニューをあえて頼んだのは、たぶん具材が肉とシーフード両方入ったものだろうと想像したわけです。ところが実際に出てきたものは、ビーフンと普通の麺がまざったものでした。「あ、そっちのミックスか」 と一同しばし唖然となりました。ウドンにビーフンが入っているようなものですね。これはこれで面白い。味も良かったし。

締めはハロハロ。12年ほど前リヤドで、後頭部を鈍器で殴られたようなすさまじく衝撃的なハロハロを口にして以来、ハロハロには特別な思いを抱いていました (→過去の記事を読む)。そして今回、ようやく、本物のハロハロを食べることができました。おいしい。本当においしい。グラスの底で輝く透明な小さい粒々、それは間違いなくかき氷でした。やっぱりそうだったんです。12年ぶりにモヤモヤが晴れました。でも、トッピングのトウモロコシはどうなんだろう。いるかな?

しかしこの日の料理はどれもおいしかった。また食べに行こう。ちなみに店内の照明のフードが、なぜかみんな「酒」という漢字がデザインされたものでした。サウジアラビアに対する嫌味かな。飲み物の注文で「サンミゲル」と言ったら店員に大ウケでしたけど。

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