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2008年4月18日 (金)

冷凍みかんとエチオピアの家

インターネット (常時接続) の普及によって、今は海外にいても、一昔前とは比べものにならないくらい日本の情報が入ってくるとはいえ、それでもこちらからかなり能動的に情報収集する気にならないと、日本の流行廃りにはなかなかついて行けません。流行語などは、「この言葉が流行っている」という情報は知ることができますが、実際に世の中でどれくらいの頻度で、どのようなシチュエーションで使われているかまではわかりません。芸能人についても、若手俳優だと1本の連ドラで一気にブレークすることもありますが、そういう熱狂的支持を受けた時期を知らず、また、日本に帰った頃すでにブームが落ち着いていると、その芸能人について再びテレビで触れられていたとしても、自分の中ではポカンとしてしまうだけです。

古くは藤原紀香、最近では沢尻エリカがその典型です。なぜそこまで世間の注目を浴びるのかがわからず、テレビの芸能ニュースのノリにまったくついていけない自分に、ちょっとしたイライラを感じます。「あ、今、自分は世間とずれているんだ」という感覚。別に日本に住んでいたって芸能界なんか興味ないという人はたくさんいますが、もともとテレビっ子の自分としては、これはちょっと悲しいわけです。彦摩呂もそうだったなぁ。「宝石箱や」とモノマネする芸人に対してテレビでは爆笑がおこるのですが、オリジナルを知らないからいまいち笑えなくて、悔しい思いをしました。そう言えば、レミオロメンの「粉雪」を初めて聴いたのはタカタンドトシが歌っていたやつで、鳥肌が立つくらい感動してビデオを何度も巻き戻して見たのに、日本に帰国して実際の本歌を聴いたら、「あれれ?」と思ったことも、ある意味とても悲しかったです。

これが全国区の流行ではなく、ご当地ものになると、なおさら県民としての疎外感を感じることになります。1990年夏、湾岸危機のため日本に緊急避難をして、ようやく地元に着いた時のこと。このままサウジアラビアに戻れなくなったら大変だなぁとかなり重い足取りで清水駅前銀座を歩いていると、ひときわ大音量で歌が流れていました。嫌でも耳に入ってくるその歌詞の、なんとふざけていることか。「ピーヒャラピーヒャラ、パッパパラパ~♪」。…………。そう、後に国民的アニメにまで成長した「ちびまる子ちゃん」のテーマ曲「おどるポンポコリン」です。

この年、作者の地元である清水は、町をあげてまるちゃんを応援していました。もうどこに行ってもまるちゃん一色。ポンポコリンだらけ。夕方のニュースを見て、初めてまるちゃんが大ブームであることを知り、そして日本では (特に地元では) 湾岸危機のニュースなどまったく関心を持たれていないことを身に染みて感じました。前日まで感じていた、戦争に巻き込まれつつあるという焦燥感。それを、まるで豪快な一本背負いのごとく、一気に平和ニッポンの現実世界に引き戻したのが「おどるポンポコリン」でした。自分にとっては、良くも悪くも平和の象徴ナンバー1ソングです。ホント、ばかばかしいって素晴らしい。

さて、ようやく本題です。2006年秋にエチオピアから日本に戻ると、GTPの「冷凍みかん」が静岡で大ブレークしていました。というか、すでにブームはすっかり落ち着きをみせていて、「この歌面白いね」と友人に言っても、「え?、今頃?」という顔をされるばかりでしたが。こういう時に感じる寂しさは、あたかも暗い宇宙空間にひとり投げ出されたかのような、果てしない距離感を伴うものです。まぁ、それはさておき、冷凍みかんのPVです。最初の方に、どう見てもエチオピアの家が出てくるのですが、あれは何故?。「冷凍みかん、エチオピアの家」でグーグル検索してみても何もヒットしないし。個人的にものすごぉーく気になる一件でした。(参考:エチオピアの家の写真)

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コメント

冷凍みかん、知りません・・・初耳です。テレビに疎いので・・・。

投稿: lulu | 2008年4月18日 (金) 19時12分

あれ? やっぱり静岡だけ?

投稿: shukran | 2008年4月20日 (日) 06時57分

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