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2008年5月18日 (日)

経済は難しい

なんと1バーレル125ドル、この1年半で2倍以上という空前の原油価格高騰を迎えているわけですが、これによってサウジアラビアも史上最高の経常黒字をマークしています。さぞかし国民も潤っているだろうと言いたいところですが、実際はそんなに単純ではありません。基本的に、サウジは原油と石油化学製品を輸出して、その他ほとんどの物資を輸入しています。しかし昨年来の異常な原油価格上昇は、世界的にあらゆる物資の値段を押し上げる要因となっています。この1年間のサウジアラビアの物価上昇は、食料、衣料、資材、家賃に至るまで、10%~70%と、庶民が悲鳴を上げるには十分な数値となっています。

また、サウジリヤルは米ドルとほぼ固定レートを維持しています。1$=3.75SRでもう長らく固定のまま。特にここ2年ほどは、ドル安のあおりを受けて対ユーロの価値は35%下落、対英ポンドと対円は15%の下落を招いています。近いうちにレートの見直しがあるという噂も否定できません。そうなったら、1$=3SRくらいになるんでしょうか。当然、輸入品は安くなりサウジ庶民は歓迎するでしょう。自分はドル預金をその都度リヤルに換えて生活費にしていますから、そうなる前にまとまった額をリヤルに換えておいた方が良いのかな。

サウジアラビアという国単位で考えれば、ここ数年間で間違いなく超リッチになっています。この資産を、どのように国民に還元すればよいのか、政府は真剣に考えなければいけないでしょう。ちなみに、サウジアラビア政府は今回の四川大地震への義援金として、中国政府に5,000万ドル (52億円) を提供しました。さすが、桁が違いますね。

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