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2008年5月22日 (木)

プーケットのカエル

プーケットに旅行したのは7月。雨期のため毎日曇りがちで、日中晴れ間はのぞくものの、夕方から夜半にかけては必ず短時間、土砂降りになりました。雨が降ると少しは暑さもやわらぎますが、熱帯の湿った空気が身体中にまとわりつき、歩く時も空気の重さを感じたものです。それでも、夕立の後の散歩は殊の外気分が良いものでした。

その日も、ホテルで夕食をとった後、ちょうど雨も上がったので庭を散歩することにしました。すると、まもなく「パチン、パチン」あるいは「ポコン、ポコン」という、かわいい感じの破裂音が聞こえてきました。「何の音だろう」と考えながら歩いていると、そのうちに、少し低音からやや甲高いものまで、あちらこちらからパチパチポコポコと合唱のように音の洪水が押し寄せてきました。

しかし辺りは闇に暮れかかっています。どこから聞こえてくるのか、また何の音なのか、さっぱり見当がつきませんでした。立ち止まってよくよく耳をすましてみると、どうやらそれは地面の下から聞こえてきます。最初は目をこらしても暗い地面に何があるのかさっぱりわかりませんでしたが、目が慣れてくると、そこに雨水を流すための側溝があることがわかりました。

側溝には金属製の目の粗い網がかけられています。そしてそこに耳を近づけると、ひときわはっきりと音が聞こえてきました。その時です。以前、マレーシアに住んでいた人から、田んぼのカエルの大合唱のテープを聴かせてもらったことを思い出しました。その泣き声がまさにこの音。テープを聴いた時は「これがカエルの鳴き声?、冗談でしょ?」となかなか信じなかった自分ですが、ようやく納得できました。

そのカエルの情報はないものかとインターネットでいろいろ探しましたが、今のところ見つかっていません (名前もわからないし)。本当に、不思議な鳴き声なんですよねぇ。

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