« お気に入りCD:カッワーリー Remix | トップページ | マサラドサが大好物なのだ »

2008年6月 7日 (土)

お気に入りCD:インド映画

その年にヒットしたインド映画のテーマ曲を集めたテープ、CDは毎年発売されますが、今でも時々聴いているのが1989年の映画「マイネ・ピャール・キャ (Maine Pyaar Kiya)」のテーマ曲「Aaya Mausam Dosti Ka」。「Hits of '89」というCDをiPodにしっかり入れています。この映画はサルマン・カーンとバグヤーシュリーというフレッシュスターの人気をブレークさせ、この年のナンバーワンヒット作になりました。「Hits of '89」には他にもビデオで観た「チャンドニー」とかマドンナのマテリアルガールのインド版 (パクリ?) もあって、全体的にバラエティーに富んだ選曲になっています。

「マイネ・ピャール・キャ」は美男美女が登場し、歌あり踊りあり苦難ありで、最後にはめでたく二人が結ばれるという典型的なマサラムービーです。悪者は徹底的に意地悪く主役の二人に辛くあたるので、劇中こいつらが憎くて仕方ありません。最後は絶対に悪は滅びるとわかっていても、感情移入しまくりです。最後にハトが……、という見事な (あり得ない) 演出もあり、リヤドのアパートでビデオを観ていた自分は泣いたり笑ったり、そして最後は拍手喝采と、それまで観たどんな映画よりも面白いと思ったのでした。(号泣度はマザー・インディアが一番)

YouTubeにもたびたびアップされていて、最近この映画 (の歌の部分) を観た人たちも、好意的なコメントを多数残しています。サルマン・カーン (この時は若い!) がその後順調にキャリアをのばしていったのに比べて、バクヤーシュリーはすぐに結婚してしまったこともあり女優として大成したとは言い難いのですが、本作ではその魅力が爆発しています。以下、YouTube動画のリンクをいくつか。ちょっと画が乱れているのもありますが。

その1: Aaya Mausam Dosti Ka
その2: Kabutar Ja Ja
その3: Kahe Toh Se Sajna

ボリウッドのニューヒーロー、リティック・ローシャンのデビュー作「Kaho Naa Pyaar Hai」は確かに面白いですが、インドの経済発展に合わせるかのように映画のテイスト (特にダンス) も新時代に入ったような感じで、自分としてはちょっと置いけぼりの感があります。もちろん、ビーチに打ち上げられた主人公をヒロインが「大丈夫!?」とばかりに胸をグッグッと押すと、口からピューッと水を吹き出すところなんかダチョウ倶楽部のコントそのままで、こういった伝統芸 (?) はちゃんと受け継がれているんだなぁとホッとしたりもしますが。(→YouTube動画)

ところで、ボリウッド映画といえばプレイバックシンガー。主人公が歌いながら踊る時、実際に俳優が歌うことは稀で、専門のシンガーが歌を吹き替えています。その女王がラター・マンゲーシュカル。最も多くの楽曲を録音したポピュラー音楽の歌手として (なんと3万曲以上!)、ギネスブックにも載っていたと思います。マイネ・ピャール・キャでもその歌声を聴くことができますが、この時はすでに60才、ずいぶん年齢を感じさせる歌声になっています (この年はチャンドニーも)。もっと若い時の歌声は本当にかわいいんですけどね。

ラターのベスト盤CDもiPodに入れていますが、結局、その映画を観ていないといまいちピンと来ません。歌だけならマラヤラムのチトラの方が良かったかな。ケララに行かないとCD入手は困難でしょうけど。でも「リアルタイム・インド」に入っているラターの「慈悲深い聖なるラーマ神を拝みなさい」はとても良かったです。

403video1403video2

|

« お気に入りCD:カッワーリー Remix | トップページ | マサラドサが大好物なのだ »

映画・アニメ・本・音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« お気に入りCD:カッワーリー Remix | トップページ | マサラドサが大好物なのだ »